2015年5月9日土曜日

「第16回 山本教行作陶展」初日1日前

8日の昼過ぎ、8割方の荷物を開梱し終わったあたりでしたか、山本教行さん御到着。それから約3時間あまり。山本さんの「もの並べ」はアッ!という間に終了しました。今朝早く鳥取を出て来た事、連休中は「クラフト館岩井窯」はすごい人出であった事などで、ホテルに入って早めに休憩したいと仰るので、そこでお別れしました。その後、京都から手伝いに来てくれたK君夫妻と、作品に付ける値札を並べたり、また絵で云えば「ラフスケッチ」の感がある山本さんの「もの並べ」を調整して見易くする作業などを終えて、家に帰り着いたのはやはりいつもの時間(午前2時)でした。

向かって右(上)と左(下)の1階ノゾキの様子
一番上の花入れは新作の瑠璃釉花入
少しですが工房作品も
2階正面、棚の一番上は新作瑠璃釉金彩花入
左の窓側には瑠璃釉花入れ、花も入りました
右手の窓側

2階の大舞台には灰釉や搔き落としの新作皿類
2階の踊り場の様子

2015年5月7日木曜日

「第16回 山本教行作陶展」初日2日前

今日午後、無事10ヶ口で作品到着。床、建具、窓枠に至るまでオイル拭き完了。いよいよ明日は山本教行さんの「もの並べ」です。本日は開梱までたどり着けませんでした。K君、明日はどうぞよろしく。

10ヶ口の作品、開梱を待つばかり

2015年5月6日水曜日

「第16回 山本教行作陶展」初日3日前

16回目の「山本展」が近づいたので、1週間程前から片付けの準備を始めて初日3日前の今日になり、ようやく何とかなりそうな目処が立ちました。電気掃除機に加えて、拭き掃除から床のオイル拭きまで、日頃出来ない事を欲張ってやると、効果覿面(こうかてきめん)。なんだか店の空気まで清々しくなる様です。明日7日、作品到着。

左右ののぞきは本日準備完了
この二枚の写真は二日前です
片付けきれないものが一杯

2015年5月1日金曜日

「第1回 山本教行作陶展」の案内状
16回展を記念して

「第1回 山本教行作陶展」案内状のご紹介と、普段自宅の水屋や棚に収納してあり、よく使う第1回展出品作のポットと8寸深皿です。

友人のデザイナーO君の仕事
先生の文章をご覧になれるでしょうか
大き目のポット
30年間飽きずに使い続けて来た8寸深皿

2015年4月24日金曜日

第16回 山本教行展のお知らせ
(第1回展の思い出など)


’84年の第1回展から数えて31年。今展まで隔年で個展を行い、
16回目を迎える「山本教行作陶展」のご案内です。第1回展は、あまねや工藝店を始めて5年目の1984年春の事で、「個人作家」と呼ばれる作り手の初めての個展でした。作家の初個展という事で大いに張り切って、開店当時に自作した棚(約2cmの厚みで30cm幅の米松の板を本棚状に構成したもの)を「山本展」向けに作り直す決心をして、初日の3週間前から作業を始めました。

難しい事は出来ないので、物入れを兼ねた上蓋式箱状の台(松材のフレームの間を杉の平板で埋めたもの)5台と、その上に2X10(ツーバイテン約3,5cmx23cm)の板の両端に6cm X3cmの板材を釘止めダボ穴仕上げしたもの、150cm 幅 120cm 高 で棚板3段のものを載せる、を4台作る事にしました。昼夜兼行で作業したもののついに出来上がらず、初日前日の展示作業の当日が来て、お弟子二人が運転する作品満載の軽ワゴン車が到着。そうこうする内に、山本教行さんも御到着になり、見兼ねてか(さぞご心配だったでしょう)、自ら金槌を手に釘打の作業をして下さり、新しい棚が何とか完成しました。
こうして、10坪程の店内に並ぶ出来たてホヤホヤの棚上に、おびただしい数の山本作品が無事に並んで、初日を迎える準備が整ったのでした。以下、案内状の文章です。

1984年5月に「第1回 山本教行作陶展」開催以来、本2015年まで16回の個展を重ね、なんとか無事に続けて来る事が出来ました。第1回展では、倉敷民藝館館長(当時)の外村吉之介先生に紹介文をお願いし、写真を「倉敷民藝館図録」撮影担当の写真家•中村昭夫さんに撮って頂くという贅沢さでした。ここ数年は、秋分の頃に八女•高橋宏邸で開催する「山本展」の新しい形を探る試み「山本教行+プラス展」のプレイベントなどが続いた事もあって、本来の個展の形(店の1•2階を空にしてそこに山本作品が並ぶ)である今展は3年振りになります。これから先の「山本展」を福岡と八女でどう続けて行くかについて、しばらく試行錯誤の日々が続きます。さて、写真でご覧の様に今展においても山本さんの新作“瑠璃釉金彩”の仕事の他、昨年も見せて頂いた灰釉丸紋皿、ここ数年意欲的に取り組んでいる象嵌や搔き落とし、そしてイッチンの仕事など、その良さ楽しさが見て下さる方どなたにでもよくわかる多彩な山本作品が並びます。皆様どうぞお出掛け下さい。

9日夕方から一品持ち寄りでオープニングパーティーを開きます。お申し込みは、あまねや工藝店(電話092-526-0662または、E-mailでamaneyaアットマークgmail.com)迄。  
山本教行さん在廊予定、9日•10日。



2015年4月17日金曜日

小鹿田窯 • 八女展が始まります

明日18日からゴールデンウィークを挟んで5月9日まで、八女の“朝日屋酒店”を会場に「小鹿田窯 • 八女展」が開催されます。今年の2月中旬から3月初めに掛けて、京都の“せんきた工藝店”で見て頂いた「小鹿田窯展」の関連催事です。そんな訳で、初日まで少し間がある先週の9日昼過ぎ、私担当の“もの並べ”のため八女へ。京都展後の三月末に、高橋さんと再び小鹿田へ出向き、選び増しした40数種、約300点程の品を並べて来ました。京都展で見て頂けなかったものもあり、充実した展観になりました。どうぞお出掛け下さい。

真ん中に雲助、左右に捏鉢や大擂鉢

水差しや筒花入れの他、皿鉢類
土瓶、蓋物、擂鉢など
各種の鉢類
一合や二合また口付きの五合徳利、盃類
一斗三升の甕に雲助
ポット類
指描きを施した尺平皿、手前に並ぶ箸置き三種

2015年4月15日水曜日

作品紹介 その6

作品紹介の最後は渡辺伸さんの作品7点です。

波紋
ある晴れた日曜日
HOUSE
空を見上げる
里山
鴨川
子供たち