2019年7月12日金曜日

「第12回 西川考二吹きガラス展」会場の様子

色々な理由で、今年は未だ西川さんの諸作に藪庭の花が入った処を皆様にお目に掛ける事が出来ていません。ようやく写真を撮りました。ご覧ください。会期は15日(月曜日)までです。

会場正面
窓際と正面の舞台
同じく舞台
窓際の諸作
掛花二種
のぞき

2019年6月14日金曜日

「子どもの本や」販売会のお知らせ

昨年の「子どもの本や」販売会の様子
2009年5月23日に最初の「子どもの本や」販売会を開き、以来5月から6月に掛けて、この季節の何処かでほぼ毎年、店の2階が「子どもの本や」になる三日間。数えて10回目になります。
店の前を通る子ども達は昔と変わらず大勢ですが、「子どもの本や」を訪ねて来る子ども達の数は、ずいぶん少なくなっていると聞いています。三日間とも、12時から7時(最終日は5時)まで、井上さんが子どもの本の様々な問題にも答えて下さる事になっています。ウィンドウに並ぶ絵本を見て、入って来てくれる子ども達やお母さん達が、本の世界の楽しさを知る切っ掛けになる三日間になります様に。

2019年6月12日水曜日

「第12回 西川孝次吹きガラス展」のお知らせ


紫陽花の美しい季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、6月29日(土曜日)から7月15日(月曜日)まで、隔年で開催して来て、今回で12回目になる「西川孝次吹きガラス展」のご案内をいたします。会期中7月1日と8日の月曜日は休みます。店は12時から19時まで開けています。また西川さんは、29日•30日の二日間在廊の予定です。以下、案内状の文章原稿です.

瑠璃色と聞いてまず目に浮かぶのは、1979年8月、海路初めて沖縄に向かう途中の船上から目にした、鮮やかな一面の瑠璃色の海です。西川孝次さんと初めて出会ったのも、その時の沖縄滞在中の事です。広大な在沖縄米軍嘉手納基地の道を隔てた向かいの一角、道路から少し下った敷地の真中辺りに小さなあずまや風の休憩処が建つ、こじんまりした町工場の様な牧港(まちなと)ガラスで、当時の西川さんは職人として仕事に励んでいたのです。滞在中に見たマイケル•チミノ監督の「ディアハンター」、映画館を出て飲んだCoca-Colaの味などと共に目に焼き付いているもの、それがその瑠璃色です。私の「沖縄の色」と言って良いかもしれません。最初の出会いから15年程過ぎて始まった西川さんの個展も、はや12回。最初の出会いから40年、初回の個展から数えても四半世紀近い時間が過ぎました。今展の瑠璃色吹きガラス諸作の数々を、お出掛けの上どうぞご覧下さい。

2019年5月27日月曜日

D • クイン個展 楽屋話


今展のD • クイン全作品23点 

知り合って1年半程になる水町純さんと、あまねや工藝店40周年の今年、何か一緒に出来る事がないかを考えていた時に、昨年秋に浦和まで出掛けて見たデヴィッド•クインの平面の仕事が頭に浮かびました。最初は、30年近く前に催した「大澤美樹子個展」の様に、私の仕事の領域である工藝関係の催事の時にでも、と思っていたのです。しかし、水町さんのホームページ(junmizumachi.com)で聴く限り、SOUND DESIGNで「作られた音」と工藝領域の表現が、どうしても上手く重ならないのです。

デヴィッド•クインの作品は、平面の表現として見ると言葉数の少ない静かな表現です。いきおい、それらの作品を展示する空間もまた、空間自体の情報量が少ない(つまり、その空間にあまり色や豊かな素材感を持つものが使われていない)、大半の美術館や美術画廊の様な白い空間( White Cube )の方が 、作品自体が語り掛けてくる「声」を聴き取り易くなるのだと云う事に、ようやく思い至りました。
それに引き比べ、当店の空間は、一階から二階に至る黒い板の吹抜壁、正面の明るい茶の六枚の背の高い扉、そして茶のココナツカーペットの床と、あまりにも豊か過ぎる素材で構成され満たされた空間です。これまで、すこぶる居心地の良い空間と思いこそすれ、その空間が作品の足を引っ張りかねないと感じたのは初めてでした。

まず、この空間の中に仮の白い板壁を下げる事を考えました。
そこで、考えた事をスケッチし、仮壁の大きさ、全体の構成、そしてどの様に既存の空間にそれを入れ込み、構造はどうするか?
と、まるで限られた敷地に一軒の住宅をどう配置し上手く収めるかに似て、小さな住宅の設計作業の様でもありました。
初めに段ボールシートを買い、仮壁の大きさに裁断。それを下げる予定の処にピンで留め付けます。吹き抜け壁に3枚、正面に3枚、二階踊り場に1枚。後は一階のノゾキに大きめのもの1枚。そして、作品の代わりに白い紙を作品大の大きさに切ったものをこちらに一枚、あちらに三枚と構成を考えながら並べます。仮壁も最初は白く塗るつもりでいましたが、塗ってしまうと色の調子が強すぎて、既存の空間にどうしても上手く納まらないのです。白っぽいベニヤ板を探し、それをそのまま無塗装で下げる事にしました。水町さんとの3回の音出しテストを含め仮壁のほか既存壁や板壁に、あわせて23点のD • クイン作品が並んだのは、ぎりぎり初日前日の金曜日でした。

2019年5月26日日曜日

第1回 「デヴィッド•クイン 個展」始まりました

会場正面全景。上の小さな
スピーカーから音が流れています
窓際に料理担当IシェフのD • クイン
作品に触発され、挑戦した「色しばり
(あまり色味の多くない)」料理の数々
初日Quinn's Bar の様子
音<食べる•飲む•しゃべる

昨25日から、予定通り「デヴィッド•クイン個展」を始めることが出来ました。夕方開始の「 Quinn's Bar 」も水町純さんのお知り合いを始め、私どもや当店のお客樣方30人程で大賑わいでした。遠くは宮崎や大分からお出掛け下さった当日のお客樣方にとって、今回の試み(平面の仕事に音を重ねる)が、いったいどうであったのか、一人一人の方に改めて伺ってみたい気がしています。画像から音は聞こえませんが、不思議な体験です。どうぞお出掛けの上、ご覧にまたお聴きになって下さい。詳しくは改めて御報告いたします。

2019年5月17日金曜日

あまねや工藝店40周年記念文集
「くらしにあかりをともすしごと」出版のご案内


「福岡市中央区今泉2丁目5番12号」の地番に建つ古い木造二階建ての一階部分十坪程を、一年近い時間を掛けて自ら改装し、何とか開店にこぎ着けたのが1979年7月1日でした。振り返って考えれば、家賃を払いながら、一年近くに渡って「日曜大工」をやっていた様なものですから、他から見れば、なんとも呑気で馬鹿げて見えたに違いありません。しかし、私自身は至極大真面目で、それまでの30年近い人生の中で具体的な形のあるものを一つも作れなかった、そんな思いに背中を押されて懸命だったのです。
その後、地上げによって「福岡市中央区平尾1丁目12番2号」の現在地に移転するまで同地で11年あまりを過ごし、その年の10月1日に戦後すぐに建てられた木造二階建一棟を改装した店舗で仕事を再開。それからの30年余を家族や友人、そして何より「お客様」という大勢の方々のおかげで、何とか無事に過ごす事が出来たのです。

その「あまねや工藝店」は2019年7月1日に、開店以来40年目を迎えます。これを機に2008年5月以来、私が書き継いで来たブログ「あまねや通信」と、2015年4月から今年3月までの丸4年に渡って、福岡書芸院発行の冊子「たんえん」に連載した「忘れられないもの」から、それぞれ20篇程の文章を選びそれを柱に一冊の文集に編む、そんな大変な作業を廻りの若い友人達が引き受けてくれる事になりました。B5判で100頁、200部の予定です。中味は申し上げた私の文章以外に、文章中で取り上げた様々な品々の写真、そして(うまく納まれば)書き込みのある年譜、そしてそれぞれ長いお付き合いの6人の方々の寄稿文で構成されるものになる筈です。


具体的なご予約(先行予約)の方法についても、お詫びと共に一言申し上げておかなければなりません。まず、冊子本体が一冊3500円、出版予定がこの秋ですから消費税を10%で計算して350円。それに、ゆうちょ銀行の専用口座への振り込みが、口座をお持ちの方であれば月に一件まで無料、その後の振込は120円。口座をお持ちでなければ振込に150円掛かります。そして文集が出来上がった後、「あまねや工藝店」か八女の「朝日屋酒店」まで受け取りにお出でになるのであれば(もちろん)送料は発生しません。ただ郵送ご希望の方は215円を足して頂いて、総額が4065円(3500円+350円+215円)になります。お申し込みはメールの専用アドレス amaneyabook◎ (◎は@)gmail.comか、電話であまねや工藝店(092-526-0662)までご連絡下さい。よろしくお願いします。


2019年5月13日月曜日

第1回 デヴィッド • クイン 個展のお知らせ
The Solo Exhibition of David Quinn



このたび、アイルランド人の版画家や画家としては3人目、1971年ダブリン生まれデヴィッド•クイン ( David•Quinn ) の福岡初個展を行います。最初のジョン•グラハムは1998年、次のリチャード•ゴーマンは2005年の開催でしたから、実に14年ぶりになります。


初日25日の夕方からはオープニングイベントとして“ Quinn's Bar ”と名付け、デヴィッド•クインの諸作と、ニューヨークで40年近くサウンドデザイン(CMや映画、更には様々な領域における表現者とのインスタレーションなど)を仕事として来た水町純氏のデザインした音を重ねて、「D •クインの世界」を皆様に体験して頂く新しい試みをいたします。詳細は以下をご覧下さい。参加のお申し込みをお待ち申し上げます。会期は5月25日(土曜日)から6月9日(日曜日)まで。時間は12時から19時。会期中、5月27日と6月3日の月曜日は休みます。※ 催事案内状の日時表示が6月7日(日曜日)になっています。9日(日曜日)の間違いです。



今回、J•グラハム、R•ゴーマンにつぐ3人目のアイルランド人画家 デヴィッド クインの、福岡における初の個展を開催いたします。J•グラハムは1998年、R•ゴーマンは2005年の初開催でしたから、以来、実に14年ぶりになります。
D•クインは1971年ダブリン生まれ。現在は同国ウィックロー州のシラー市に住み、家族4人(美術教師の奥さんと二人の男の子)で暮らしています。浦和の柳沢画廊に於いて日本初の個展が開催された昨年10月、初日に出掛けて作者と会い、作品も初めて直接目にする事が出来ました。あまり大きくはない木質の台に紙を貼り込んで作られた平面に、点や線また渋目の色彩で構成された、一見して騒がしさのない静かな佇まいの抽象作品が、彼自身の構成によって一枚あるいは数枚まとめて並べられ、それ自体が大きな作品の様に、それぞれ少しずつ違う間を置いて白い壁面に掛けられていました。見様によっては、小鹿田焼の皿の表面に刻された「飛びかんな模様」とも、また「風合いの良い織り地」とも見える様な作品群です。
話を聞きますと、家業が「仕立て屋」なのだそうで、自身小さい時から様々な布地を眼にし、時に端切れを触りもして遊び育って来たのでしょう。彼の表現の「根」を垣間見た様な気がしました。これまでに、アイルランド本国を始めイギリスやベルギー、オーストラリア、浦和など、世界の各地で個展が開かれています。今年の7月には、隣国•韓国の首都ソウルでも新作展が企画されていると聞いています。どうぞお出掛けの上、アイルランドの新しい才能をご覧下さい。

● Quinn’s Bar のお知らせ 今展とあまねや工藝店開店40周年を記念して、1年程前から当店に来て下さる様になり、ニューヨークを拠点に35年近くに渡ってサウンドデザイン(CMから映画音楽、また様々な領域の表現者とのインスタレーションなど)を自らの仕事として来た水町純氏(junmizumachi.com)にお願いして、David Quinnの仕事に重なる音をデザインして頂き、それを会場に流してみようと思い立ちました。オープニングパーティーの代わりという事もあり、様々なワインに加えていつもの I シェフのお料理を愉しんで頂きながら、会場が丸ごとDavid Quinnの世界と感じられたら大成功です。
参加費2000円。お申し込みはあまねや工藝店、電話 092-526-0662かEmail amaneya◎(◎は@)gmail.com まで。水町純氏の音は、初日以外の日も、可能な限り、聞いて頂ける様にいたします。
初日、Quinn'sBarは、午後6時頃から始めたいと思っています。

2019年4月20日土曜日

第2回「喜びのたね命のかて展」本日初日


本日から、昨秋の第1回展に続く第2回「喜びのたね命のかて展」が始まりました。初日にしては、まずまずの人出。遠くは広島から。また、案内状を差し上げた中学校時代の恩師(中学1年生私13歳、の時の担任の先生、84歳)まで来て下さいました。金子先生、お会い出来て本当に嬉しかったです。有り難うございました。

正面左
正面右、壁に「唄う男」
1階のぞき
1階踊り場から吹き抜け壁

2019年4月8日月曜日

第2回「喜びのたね命のかて展」のご案内

「唄う男」 インド カッチ 1984年

柳宗悦著「南無阿弥陀仏」 

昨年9月から10月に掛けて、当店二階を会場に行いました「喜びのたね命のかて展」の第2回展を、今月20日から翌月の連休をはさんだ5月6日までの日程で、見て頂く事になりました。今展は初回展に出品されなかった、主に日本国内各地に取材 • 造型された柚木沙弥郎画集「旅の歓び」(1986年 用美社刊)の原画20点程に、工藝関係の書籍類を加えて皆様方にご覧頂くものです。
さて、「旅の歓び」画集中、上にご紹介した「唄う男」の型染め作品掲載ページ(47頁)には、前頁に柚木沙弥郎自身による以下の様な素敵な詞が付けられています。ご紹介してみましょう。

 人形芝居の一家がやって来て木陰に舞台を掛けた. おやじが呼子を鳴らしながら台の上で人形を使い, 家内は地面にしゃがんで唄い, そばで息子が太鼓をたたく. 夕闇が一家を隠し,  舞台の人形ばかり精彩を放つ. 警官の呼子の様な笛が異和感あって気になる. ピッピ, ピッピ, ピッピッピ. ラクダの武人が斗い, 美姫が舞う. 今やドラマの絶好調. 空を飛ぶなぞ, お茶の子さいさい, 跳んだりはねたり大きな目玉の人形たちの大活躍. 出番が終わればさっとおやじに釣り上げられる人形のはかなさいじらしさ. 
  ピッピ, ピッピッピ. 鳥のような虫のような, やっぱりあれは人形たちの鳴き声だった. 






2019年4月4日木曜日

第5回「mon Sakataの服 展」その後


3月30日初日の「mon Sakata の服 展」のご報告が遅れました。何せ10年ぶりという事も手伝って、準備の段階からまごまごして手間取り、自宅に帰り着いた後も疲れ果て、ご報告する気になりませんでした。気がついたら、残りの会期が4日間。すごい量の服で、他の会場では品薄と聞くMen'sの品も、あれこれの中から選んで頂く事が出来ます。お向かいの山口さんちの桜も、このところ続く花冷えで、どうやら会期中は愉しめそうです。

正面の壁と棚の様子
右奥がMen'sのコーナー
ソファーの上もこの通り
鉄のパイプを用意して服をたくさん掛けました

2019年3月27日水曜日

第5回「 mon Sakata の服 展」のお知らせ




前回展以来、10年ぶり5回目になる「mon Sakata の服 展」のご案内です。春もの中心のニットやカットソーなど、どれにも袖を通してみたくなる服がたくさん並びます。どうぞお出掛け下さい。
あらかじめ一つお断りがございます。二階会場にお上がり頂く際に、一階で貴重品以外の手提げやコートなどを、係のものがお預かりいたします。どうぞご了承下さい。

2019年3月11日月曜日

忘れられないもの48(最終回)
或る日のあまねや工藝店

店外から左右ののぞきを見る

世に有るたくさんの(主に工藝領域の)品の中から、「選び」「並べ」「手渡す」事を自分の仕事にして四十年が過ぎようとしています。この私の仕事は、具体的な「もの」を仲立ちにしながら、「直(じか)にものを作る」仕事に比べると、そのものを示して他人(ひと)に「これが私の仕事です」とお話ししても俄(にわか)には判って頂きにくい、
そんな仕事です。まして、人に向かって「選び並べる事が私の表現(仕事)です」と言っても、恐らく怪訝な顔をされるか一笑に付されるかのどちらかでしょう。また、一般的な工藝店に比べれば、並んでいる品も工藝品のほか自転車から版画•絵画•楽器等まで、工藝の領域を超えて様々で、見様によっては節操のない大きく偏った店舗であるとも言えそうです。時にそんな自覚の様なものに促され、ご同業の店から東京•大阪のデパート辺りまで足を伸ばして、これまでに様々な処をお訪ねし拝見して来ました。

店内の様子

「良い店だな」と思った処が二つ。一つは45年以上も前、東京にいた学生時代に出入りしていた東京•浜松町に在った頃の「柳ショップ」。そしてもう一つは、仕事を始めてお付き合いが始まった盛岡•光原社本店の、市内中心部「北ホテル」一階にある、姉妹店「北の光原社」です。「柳ショップ」に私が通い始めた1970年代初め頃は、故柳宗理(やなぎむねみち)氏がまだ第三代日本民藝館館長就任前で、天井から下がる中国製の大きな籠に和紙を貼ったお手製の照明が違和感なく納まる店内に、工業デザイナーの同氏が自ら手掛けた品のほか、世界中の美しいデザインの品々を選び並べて売っていたのです。Chemex(ケメックス)のコーヒーメーカーやデンマークTOBEN(トーベン)社の牛皮かばんを、初めて見たのも買ったのもここです。

店内左側のぞき裏のコーナー

「北の光原社」は、コンクリート打ち放しのモダンな空間の店内に東北地方の手仕事を中心にした世界中の工藝品が美しく並べられていて、責任者である故及川隆二(おいかわりゅうじ)氏の「ものを選び並べる事」への、並々ならぬこだわりと意欲を感じました。二店共に取扱い商品の領域こそ違え、それぞれの店の要になる「もの選びの物差し」がはっきりしている処が素敵だと思いました。

あまねや工藝店全景と入口

さて、今回お目にかける写真は、あまねや工藝店ホームページの海外版作成の為、2012年9月12日にスタジオ フィデルの藤田孝介氏に当店までお越し頂き、同氏が店の品々をあれこれ案配して並べ撮って下さったものです。すでに売れて今は店にないものもたくさん写っています。こうして記録され様々な品が並ぶ「或る日のあまねや工藝店」、私には忘れられない風景です。

2019年2月25日月曜日

第2回 Funny Figures 展のお知らせ


2014年以来5年ぶり、2回目の「Funny Figures 展」を3月2日(土)から10日(日)まで開催いたします。12時から19時まで。


木村葉子は前回の軍手人形から毛織物生地や染め布を材料にした動物やアクセサリーの他、陶製の動物や花をモチーフにした造型を、


斉藤ひさ子は前回と同じくソックドールのほか、布を材料にした新作の昆虫のアクセサリーを、それぞれ出品いたします。
以下はDMの文章原稿です。


ずいぶん昔、友人の一人がメキシコへ織物の勉強に行き、帰国後、滞在中に手に入れた抱き人形をお土産に貰った事があります。有り合わせの材料(リボンを付けた髪は黒い布で眼は緑色の糸)で、若い母親が幼い娘の為に作った様にも見えるその人形は、たどたどしく見える針運びが全く傷になっていない素敵なものでした。今展の木村葉子と斉藤ひさ子の造型は、それに比べれば、はるかに洗練され都会的です。しかし、それぞれの造型の中に作った人が重なる様な仕事は、現在まことに貴重だと言わなければなりません。その意味で、前回展の木村葉子の軍手を材料にした、 カッチーナ人形•うさぎ•わに•諸々のアクセサリーと、斉藤ひさ子による靴下人形( ソックドール)とボタンによるアクセサリーの展観は、私にとって嬉しいものでした。それから5年、今展は木村が友人の織物作家の毛織生地を材料に造型した様々な動物•アクセサリー•染め布を使ったパペットや人形のほか、陶による動物や花の造型を、斉藤は前回と同じく、一種心地良い脱力感のあるソックドール各種と新作の布による昆虫のアクセサリーなどをご覧頂きます。● 斉藤ひさ子は2日(土曜日)、木村葉子は3日(日曜日)7日(木曜日)9日(土曜日)10日(日曜日)、に在廊予定です。どうぞお出掛け下さい。