2022年12月30日金曜日

皆様どうぞ良いお年を!

今日は朝から往復80kmほどを車で走って福岡市近郊の古賀市まで出掛け、亡母の墓参りと正月用品の買い出しをようやく済ませました。その後、本年最後の催事最終日に臨み、相も変わらず値札のシールを書いたり隙間の空いた棚の並べ替えなどをやり、勿論お客様のお相手もして1日を過ごしました。26日から29日までと短い期間でしたが、色々な所からお客様にお出掛けいただき感謝しています。    「第2回 歳迎えの会」新年1月7日からの後半もどうぞお楽しみに。それでは、来るべき年が皆様方にとって良い年でありますように!


2022年12月27日火曜日

「第2回 歳迎えの会」初日無事開幕

 

今回の催事は紙の媒体である案内状を作らず、先の「平山展」の時から始めたInstagram とfacebookの、web上のご案内だけだったので、果して幾人位の方がお出で下さるのか、全く見当が付かぬまま初日を迎えました。ところが思いがけず、開始の午後1時前から待っていて下さる方があったりして、一日人が絶えず、忙しく楽しく過ごす事が出来ました。正面の大きな作品が動いたりして、店内風景が変わりました。ご案内まで。

2022年12月23日金曜日

お知らせとお詫び



 明日の九州北部は大雪警報が発令中です。すでに自宅前の道路はアイスバーン状態です。皆様に明日が初日とお知らせしていた催事開催も、準備が滞っていて開催が覚束ない状態です。そこで、誠に申し訳けないのですが、明日明後日はお休みさせて頂き、26日(月曜日)からの開催とさせていただきます。画像は、唯一準備が終了した、主に、小谷真三さんの吹きガラスが並ぶ棚です。1枚目の画像が中段から下の、2枚目が上から中段にかけての画像です。2枚目の一番上の仕事は、左から3番目までがメキシコの、4番目以降が沖縄の仕事です。後は、小谷さん最初期から最盛期にかけての仕事です。

2022年12月19日月曜日

第2回「歳迎えの会 」ー 無名に還る品々 ー

倉敷在住のMさんは今年90歳。私が’72年夏に「倉敷民藝館」の臨時職員としてお世話になった時は、学芸員職として同館に御奉職で、外村吉之介先生との関係で申し上げれば、兄弟子にあたる方です。 そのMさんから頂戴した今年の賀状に「年賀のご挨拶は今年まで」と書いてあった事もあり、まだ拝見していない「Mコレクション」拝見のつもりで、3月に倉敷の御宅をお訪ねしました。すると、客間の段ボール3箱を指して、これを整理したいが手伝って欲しい、との事。「喜んで!」と申し上げ、荷送りが出来る様に再梱包し直して、4箱の荷物を店宛に送る手筈を整えお別れしました。その後、5月に車と人手を用意して再訪。段ボール約30箱(陶器からガラス、郷土玩具、編組品まで)約600点の荷物を持ち帰りました。

その後、それらの清掃・スケッチ・伝票起こしなどを経て、そのMコレクションを中心に、今年入手した品も交え、年末から年始にかけて、2回目になる「歳迎え(としむかえ)の会」を開催する事に致しました。600点に上る「Mコレクション」の内、目に付くのは同世代である吹きガラスの小谷真三さんや、故 沖塩明樹氏の「みなと窯時代」の品々、或いは倉敷堤窯の故 武内晴二郎氏の型物の諸作や松江の舩木研児氏、会津若松の故 瀧田項一氏の白磁諸作など一時代を築いた作り手の仕事が主なものです。ただ、作者不明のものも数多くあり、Mさんにお尋ねしても分からないので「困った」と思いましたが、考えてみれば外村先生の御言葉「無名本然(むめいほんねん)」が指し示す通り、時が過ぎ品々が無名に還っていくのも良い、と思い直しました。

年内は24日から29日まで無休で営業。‘23年の年明けは1月7日から22日まで(Instagramやfacebookでは29日とお知らせしましたが、22日迄です。会期中の月曜・火曜は休み)、いずれも13時から19時まで、といたします。会期が長いので、定休日以外にお休みを頂戴するかもしれません。お出かけいただく場合、事前に「あまねや工藝店」電話(092-526-0662)かメール(amaneya◯gmail.com ◯を@に入れ替えて下さい)でご連絡をお願いします。

2022年12月16日金曜日

tuii books の紹介

今回の佐賀の会場「 tuii books 」の紹介をいたしましょう。写真でご覧になるとお分かりのように、小さなお店です。合板で作られた棚や置き台の上に、主に建築やデザイン関係の本、およそ200冊 (?) ほど、が一見ランダムにしかし考えて並べてあります。私も a + u ’22年5月号 Francis Kere の特集号を買いました。

2022年12月14日水曜日

「版のもの型のもの」展 初日の様子

本日14日、佐賀市における「版のもの型のもの」展初日を無事に始める事が出来ました。メイン会場は佐賀駅の南西に位置する松原地区にある「tuii books 」と云う小さな本屋さんです。昨日ご紹介した写真は夜に撮った写真でしたから、少しわかりづらい所もあり、改めてご紹介するものです。

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メイン会場の本屋をやっているのは、佐賀市でデザイン事務所を経営するTさん(43歳)で、今展でも私の我儘を聞き入れて下さり、展示台から小さな屏風状の飾り壁までを準備して下さったお陰で、(充分な?)「もの並べ」をして初日に臨む事が出来ました。


入口は二方向からで、一つは西の珈琲屋から入って、奥の本屋に行く行き方と、南の「おにぎり屋」から入って、北の本屋に行く方法とで、どちらから来て下さっても会場にたどりつける良いプランです。



明日二日目は午後1時からの開店です。どうぞ皆様お出かけ下さい。

2022年12月13日火曜日

佐賀市で「版のもの型のもの」展 明日から


明日14日から28日までの会期で、佐賀市松原1−3−15徳久ビル1階に入居する3店舗、珈琲屋・おにぎり屋・本屋、を使った催事「版のもの型のもの」展を行います。主な出品物は芹沢銈介の「うちわ絵」、柚木沙弥郎の「ロマネスクシリーズ」や「宮沢賢治遠景」からの諸作、名取俊雄や大澤美樹子の型染布や大木夏子の型染バッグ他、ルーマニアや中国・グァテマラなどの型を使った焼物、また注染の手拭いなどを並べました。私は明日14日は、終日在廊しています。どうぞお出かけ下さい。


2022年12月11日日曜日

「平山展」最終日の出来事

1週間前の12月4日。「平山展」の最終日という事で、片付け後の食事の支度や足りない食材を生協でしつらえたりした後、車で走れば店まで2〜3分という処まで来てみると、片側3車線の道路が大渋滞です。訳が分からず、手前で左折していつもの信号の所まで辿り着くと、警官がやって来て曰く、「“福岡国際マラソン“の走者が通り過ぎるまで30分間の交通規制で直進も右折も出来ません。」との事。 

時に13時1分。直進の信号はずっと赤のまま変わらず。前の車も訳が分からなかったみたいで、ただ止まったまま前方を右から左に車が走り抜けていくばかり。ようやく前車が左折したので、それから延々道を探して、通りを横切れば(但し人間だけ)店まで数分の所で細君を下ろし、私はまた遠回り遠回りして先の見えない道探しで西北に1キロ程来た所で、どうやら制限解除になったらしく、道塞ぎをしていた鉄柵やテープなどを撤去中の、その先の信号(信号が赤にならないと右折出来ない)をやっとの思いで右折。店に来てみると、平山さんはすでに到着済みで、何とか最終日を無事に始める事が出来ました。

さて、「あまねや通信」とfacebook、それにInstagramで告知していた最終日の閉店時間(午後5時)を知らぬまま、八女のTさん夫婦が午後7時頃来店。店に残すつもりでいた平山諸作からあれこれ選んでいただいた後、片づけ後の食事をご一緒し、午後11時頃まで楽しい話に花を咲かせました。以上、ドタバタのち楽しい時間を過ごした「平山展」最終日の出来事でした。

2022年12月3日土曜日

「平山展」最終日の閉店時間について

2週間の会期で始めた「平山展」も、明日が最終日です。明日は搬出手伝いを兼ねて、遠く丹波篠山から平山さんが来て下さるので、閉店時間を午後5時にさせて頂きます。勝手を申しますが、どうぞご了承ください。最終日の皆様のご来店をお待ち申し上げます。

2022年11月29日火曜日

作者(平山元康)在廊のお知らせ


 第2回「平山元康作陶展」も、今週日曜日(12月4日)までとなりました。最終日の12月4日に、搬出手伝いを兼ねて、平山さんが丹波から来て下さる事になりました。皆様、どうぞお出かけ下さい。

2022年11月26日土曜日

模様から見る「平山元康の仕事」

今回、催事初日の一日前から始めたInstagramで私をフォローしてくださる方の数が増えるにつれて、その方々が購入したり使ったりしていらっしゃる「食器」の写真を目にする事が多くなりました。印象的なのは、それら食器の面(おもて)に様々な意匠の「模様」が施されている事で、これを見る限り、作り手であれ使い手であれ、焼物の食器に意匠としての「模様を施す」或いは「それを選ぶ」、事がどんなに大事にされているかを物語っているかのようです。

振り返って、今展の平山さんの仕事を見ると、せいぜい花入に施された釘彫や鎬(しのぎ)、或いは湯呑みの一部に見られる掛分けや横一文字の指描き位で、大半は丹波の土と自前の雑木による灰釉(これが美しいのです)等の釉薬による「無地」の仕事です。平山さんと縁が出来た2009年の折の一作は、九寸程の皿に飴と白の釉薬を掛け分け、釉の境目に勢いのある指描きを施した清新な印象の品でした。 13年後の今展ではそれすら捨てて、敢えて無地の仕事を増やし「直球勝負」に出た、そんな印象を私は持ちました。

2022年11月19日土曜日

初日の様子








昨日18日は、12頃まで頑張って、ひとまずの「もの並べ」を終えて帰宅。今朝は12時半頃に店に到着後、手付かずであった片付けや荷物の整理の後、棚に並ぶ品の上下の入れ替えや、並んでいる品物の場所を変える事など、文章作成で言えば、句読点の整理や言葉の入れ替えや前後の見直しなど、一つ一つは細かくとも、全体の構成の中で疎かに出来ない、そんな作業をやって、結果、平山元康さんの仕事の持つ良さをお伝えし易い、そんな「もの並べ」になったように思います。以上、手前味噌でした。


2022年10月28日金曜日

第二回「平山元康作陶展」のご案内

 

来たる11月19日(土曜日)から12月4日(日曜日)の日程で、丹波篠山で食器の仕事を中心に作陶活動を続ける平山元康さんの10年ぶり2回目になる個展を開催いたします。3年前の11月に上京の折、平山さんから御案内を頂戴していた個展を拝見しました。会場で10年ぶりに見る平山さんのお仕事振りは、外見に大きく変わった印象はないものの、全体に用器としての彫琢が進み、どの品もしっかりした骨格に筋肉を鎧った「健康な肉体」を見るようでした。驚くと同時にひどく嬉しかった事を覚えています。

今回、案内状用に送られて来た品をフィデルの藤田さんのスタジオに持ち込み、いざ撮影となった時(私の悪い癖ですが)どの品も省くに忍びなく、置き台まで用意して撮影に臨み、結果、目一杯の大盛りてんこ盛りの画面になってしまいました。最初にご紹介しているのがその画面です。結局、皆さんに差し上げる案内状は2枚目の、藤田さん選択の品物が少なめの画面構成の方を選ぶ事になりました。今展は会期が長いので、会期中の月曜日11月21日と28日は休みます。作者の平山さんは初日(土)・二日目(日)は不在で、23日(祝日)のみの在廊になります。皆様のお出かけをお待ちしております。



2022年10月18日火曜日

二つのお知らせ

 

今日はみなさんへの嬉しいお知らせが二つ。一つは、昨年12月に一旦閉館を発表した「岩立フォークテキスタイルミュージアム」が今年の10月14日(金)から翌’23年1月27日(金)までの期間「対話する布 ー Cloth that talks 」出版記念展を開催するとのお知らせです。この「対話する布」は、同ミュージアムが活動を始めた2009年から閉館を決めた2021年12月までの37回にわたる活動記録を、それぞれの展観のチラシに添えられた写真と館長岩立広子氏の、現地に足を運んだ同氏の見聞に基づく知見と、集められた「布」に対する愛情と該博な知識によって綴られた文章で構成された90ページほどの冊子です。私家版として作られましたが、好評な為、このほど増刷と一般販売も行われることになったものです。ただ、この展覧会は一週間のうち金曜日のみの開催で、それも午前は10時から12時までと午後は13時から15時まで、それぞれ10人限定で行われる<完全予約制>です。予約は以下の同館ホームページから。 www.iwatate-hiroko.com


もう一つのお知らせは、’22年11月11日(金)から翌’23年11月5日(日)まで、倉敷民藝館で行われる「少年民蓺館展」です。 この展観は、倉敷民藝館初代館長 外村吉之介著「少年民藝館」(1984年用美社刊)に収められた様々な品を集めて展覧に供するものです。出版の翌’85年、福岡で開催された「外村吉之介講演会 ー 生活の美しさについて ー」の会場に数十冊を準備し、皆さんに買って頂いた事を思い出します。また、前年か同年であったか記憶がはっきりしませんが、同書出版記念に行われた「少年民藝舘展」の会場である宮城県立博物館まで、今は亡き及川隆二(盛岡光原社専務)、蟻川紘直(染織家)の両氏とはるばる盛岡から車で参加、会場で行われた記念のクジ引き(宮城県民藝協会主催)で、私が大当たりの1等賞品、芹沢銈介の板絵、を引き当てた事も、今となっては良い思い出です。

2022年10月11日火曜日

古釜の蓋を焼物で作る

今年の夏、仏壇のある我家の座敷の大掃除をした折の事、「段ボール箱」に収まったままの状態で古茶釜が出て来ました。これは15年近く前に、当時よく通っていた西公園のAという古道具屋で分けてもらったものです。手元に来たばかりの時は、ひと月に一度はお茶の稽古をしていた事もあって何とか使ってやろうと思い、釜口に合う寸法の唐金の蓋を探したり、道具屋の知人に頼んで市(いち)で探してもらったりしたのですが、ぴったりの寸法の物は市にも出て来ないとの事で、なかば諦めてそのままにしていたのです。今回、改めてweb上で探して見たりもしましたが、寸法はともかく、形がひどいものが多いのです。画像でもお分かりの様に、何のケレン味もなく、ただ茶釜の形をした素直な形の美しいものです。(知人の鋳物師 樋口陽介さんによると風炉用の釜だ、と言う事です)鐶付(と言うらしい)の部分の磨耗具合や釜肌を見るに、おそらく三百年以上は使われて来て、釜の底の部分は何度か鋳直されているらしく見え、底と古釜本体の鉄肌の具合が明らかに大きく違います。

そこで、以前にも考えていた事ですが、焼物でこの古釜の蓋を作ってみようと思い立ちました。試しに、手元にある佐賀・白石焼の大きめの薬土瓶の蓋を載せて見た処、あつらえた様に寸法も収まりもぴったりです。誰に頼むか考えた末、仕事上でここ十年くらいのお付き合いがある宮崎・三名窯の松形恭知さんに声を掛けました。11月の大阪・梅田阪急での個展を控えてお忙しい時期でしたが、(予想通り?)嫌な顔もせず個展用の作品と一緒に作って下さいました。それが今回ご紹介する八種の陶製の蓋です。お茶の席で「陶製の蓋」などは見た事がありませんから、正式な席では使われる事がないものでしょう。しかし、この八種の色味の違う蓋と古釜の相性の良い事、驚くばかりです。「良いもんだね、川口君!」外村先生にお目に掛けたら、きっとこう仰有るに違いないと、私は秘かに思っています。



2022年10月3日月曜日

「くらしにあかりをともすしごと」
販売終了のお知らせ


 2020年12月20日に500冊が手元に届き、それから1年と10ヶ月あまり。あまねや工藝店創業40周年記念文集「くらしにあかりをともすしごと」が予定数をすべて売り切り、ここに販売を終了した事をお知らせいたします。出版からこの2年余り、直接お問い合わせ頂いたり、ご来店中に記念文集の話になり、実物をご覧になり買って下さる方など様々でしたが、その度毎に、著者としての喜びと幸せを感じる日々でした。先行予約で事前にお振込下さった200人の方々、そして、5冊・10冊(中には50冊と云う方も)と定価でお買い上げ頂き、まわりの方々にお勧め頂いた皆様方のおかげです。 改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

2022年9月16日金曜日

模様替えのお知らせ

長らくご無沙汰しました。店の正面に向かって左側の”のぞき” の模様替えを、前回は昨年の春でしたから、約1年半ぶりに行いました。昼間はまだまだ暑い日が続きますが、ウィンドウの中は、秋から冬に向けての展示になりました。右側の”のぞき”も近い内にお目にかけられると思います。10月催事も考慮中、準備出来次第ご案内します。

2022年8月12日金曜日

盆休みのお知らせ

今年の「盆休み」は、11日(海の日)から16日(火曜日)まで頂戴しています。今年5月後半から、自宅座敷は先輩Mさんからお預かりの荷物が一杯で、今日も朝から片付けに追われています。14日は、3年ぶりで菩提寺の坊さんが経を誦みに来られるので、今日明日が片付けの正念場です。 

2022年7月13日水曜日

珈琲店で彫刻と版画を見る


 11日月曜日、5日の「展示作業」以来約1週間ぶりに、「熊井展」開催中のコーヒーカウンティ久留米本店を訪ねました。古材で作られた扉や、南面する窓一面に作りつけられた印象的な棚に珈琲色の土壁。おおよそ店の半分は、珈琲豆の焙煎に使う巨大な焙煎機や水廻り等の作業スペースに当てられている空間に、彫刻作品や平面作品をどの様に配置するか、難しい課題でした。画廊や美術館は、白い壁に明るい光で満たされた空間に作品を並べ、表現の細部まで明らかにする様に意図された空間です。会場のコーヒーカウンティは、落ち着いて珈琲を飲みお喋りを楽しむ商業空間であって、物を見る事に限って言えば、当然照度は足りない筈です。

ただ、私たちの普段の暮らしを考えてみると、いつもいつも明々とした光に満たされた空間にいる訳ではなく、時に少し暗めの空間に身を置いて気を静めたくなります。その尺度で、この「熊井展」開催中のコーヒーカウンティの店内空間に身を置いてみると、これらの彫刻や平面作品が、具体的にどの様な見え方で私たちの日常の生活空間に納まってくれるか、を想像する事はさほど難しくないと思います。

天井から下がる大小様々なアルミ丸棒による立体作品、珈琲色の土壁に架けられた20点以上の平面作品、店のたたきに置かれた少し大きめのブロンズや石彫作品など、私たちの日常の暮らしとあまり縁がないと思われていた美術作品と呼ばれるものが、身近にあって、違和感なく楽しく同居出来るものである事を皆さん方に実感して頂ければ、今回の会場の「もの並べ」、まずは成功です。