2011年9月29日木曜日

百子の花日記 122




八女の花生け、その四。
会の半ば、MさんとYさんに手伝って貰った花生け。

松形恭知作 飴釉線彫扁壺 野葡萄、段菊、チンシバイ、糠黍

松形恭知作 灰釉押紋花入 赤白彼岸花、赤水引、糠黍

百子の花日記 121






八女の花生け、その三。

村松学作  透きビールグラス 一重薔薇

村松学作  茶緑中鉢     段菊、よもぎ、千日紅

村松学作  青花瓶      鉄線綿毛

松形恭知作 飴釉手付花入   白萩、赤水引、いのこづち

松形恭知作 飴釉櫛描花入   シュクシア

百子の花日記 120






八女の花生け、その二。

松形恭知作 飴釉手付花入 千日紅(草)

松形恭知作 灰釉押紋花入 マリーゴールドイエロー

松形恭知作 飴釉線彫扁壺 姫向日葵、よもぎ、水引

川野恭和作 白磁片口   金水引、姫向日葵

村松学作  泡入水差   姫向日葵

2011年9月28日水曜日

百子の花日記 119






十八番の会・八女展で花を入れました。花の少ない季節で、花探しが大変でした。マリーゴールドと千日草、段菊は花屋で買いました。

松形恭知 作 飴釉手付き花入れ 段菊、金水引,赤水引

川野恭和 作 呉須鼓型花入れ  千日草、赤水引

川野恭和 作 白磁湯呑み    ショウジョウソウ、金水引
                いのこづち

川野恭和 作 白磁縁鉄マグ   薮ラン

川野恭和 作 白磁二筋壺    フジバカマ、赤彼岸花

2011年9月27日火曜日

百子の花日記 118(番外編)


八女の会が終わり、片付けも目安がついた9月26日。康太郎夫人の Mさんから、御実家で栽培された無花果を今年も頂戴しました。家に帰り着き、夜中1時頃から皮を剥き始め、コトコトと1時間炊いて、美味しいシロップ煮を作りました。村松学作の泡入り小皿に入れ、カボスを絞り入れて戴きました。今年も美味しく出来ました。

2011年9月26日月曜日

「十八番の会・八女展」無事終了






昨9月25日、「十八番の会・八女展」が無事に終了しました。会期中の最後の三日間、お隣の「福島八幡」では、恒例の秋祭りが行なわれます。この祭りの期間中、隣家が大会本部の事ゆえ人の出入りも多く、通りには様々の屋台も店開きをして、会場には、時にイカ焼きの匂いが立ちこめたりもするのですが、これらも八女会場の「高橋宏家」で催事をやる大きな楽しみのひとつです。そしてここは、東京で云えば銀座4丁目の和光ビルに当たる場所に立っていて、この会場の二階は祭りの期間中に道路上で演じられる、様々な演目を見る特等席なのです。福島八幡境内では、22日の夜に「灯籠人形」の口開け公演。また25日の最終公演は、「千秋楽」として特別に舞台の外装の板壁や障子を取り払い、人形の使い手や囃子方の様子を観客が楽しめる様な工夫もされています。今年はこの二つともに、それぞれ友人達と楽しむ事が出来ました。まことに充実した、秋の十日間でした。

2011年9月19日月曜日

「十八番の会・五人展」の始まり 2






五人の作り手の作品を同じところに並べるのは、実は今回が始めてです。それでも、この八女の会場は、家全体を使った“物並べ”が出来るので、気持ちの良い見え方を作ることが出来ました。入口を入ってすぐの土間に、名取敏雄の型絵染の作品が段ボールシートの上に並び、上がり口の板の間には松形恭知の陶器と、川野恭和の磁器数点。

板の間と中の部屋の間には、名取敏雄の型染暖簾が掛かり、中に入ると松形恭知の陶器と名取敏雄の型染布三点と型染暖簾が仲良く並んでいます。また二階の昇り口の壁には、額に入った柚木沙弥郎の絵画。二階の板の間に川野恭和の磁器と柚木沙弥郎の絵画。そして奥の畳の間に、村松学のガラスと柚木沙弥郎の絵画が並び、床の間に名取敏雄の掛け軸を二点掛けた上で、松形恭知の水差しに萩の花を入れて、物並べが出来上がりました。