「あまねや工藝店の45年展」は、明日7月29日から最終日8月3日までの、いよいよ最終週を迎えます。準備日の十日間余りを加えると、このひと月半というもの、休日は月曜日の5日間のみで、この暑さも加わって充分な骨休めは出来ませんでした。しかし、元気な儘で何とかゴールまでたどり着けそうな一因は、何と言ってもこの期間中にお出掛け頂いた様々な年齢層の、とりわけ若い世代の人達と話が出来た事に尽きると思います。さて、このメキシコのランプシェードは、私が最初の今泉の店を始めた’79年、入口近くの天井から下げていた品です。現在でも、同じ名前の仕事は存在しますが、内側から溢れんばかりのエネルギーを持つこのランプシェードとは、全くの別ものです。これが、”かつてあり今はないもの”の正体です。