2024年12月23日月曜日

「歳迎えの会2024」出品の品々から3

 

本日21日、無事に初日の幕が開きました。今日紹介するのは蓋物二種です。最初はインドの木製の蓋物です。ろくろで挽いた木地に色を付けたり、模様を描いたりしたもので大きさは三種類あります。印象的なのは、一番大きな蓋物に付けられた模様で、緑の線で描いた模様のまわりに細かい点描を施し、蓋と本体に彩りを与えている事で、さしずめ日本でこれをやると窮屈なものになりがちな処、そうならずに納まっているのは、これが造られたインドの伝統・文化に備わる潜在的な力かも知れません。


次にご紹介するのは、ベトナムで造られた磁器の蓋ものです。面に呉須で単純な模様が描かれています。いかにものんびりした絵付けの品で、我が家でも10年以上前に求めて以来、愛用の日常什器です。今回の採集旅行で、デッドストックの品を見つけて喜び求めました。

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