2021年12月4日土曜日

「アイルランドの版画家・画家 三人展」
準備がようやく出来ました

焼ものの催事に比べれば、版画や絵画の展示は作品点数が少ない分楽だ、と思われる方が多いかもしれません。 ちなみに今回の「三人展」、総点数にすれば、終わったばかりの「松形展」のおよそ十分の一です。だからと言って展示がすぐに出来る訳でなく、平面作品として並べる工夫が別途必要で、以外に厄介なのです。今回も、2階会場正面壁のジョン・グラハム作品(少し重いボードに大きめの版画作品が留め付けてある)の展示方法をどうするか、思い悩んで行き詰まり、前日3日の昼近く浦和の柳沢敏明さんに電話を入れました。

そこで貰ったアドバイス通り、ボードの上面に穴を開け、そこにボルトナットを通して針金を絡め上から吊るす、作業をやってみました。穴を開け、ボルトを装着するところまではスムーズに作業が運びました。しかし吊るす段になると、作品同士の間隔や床からの高さ、作品の傾きの調整、何を中心に持って来て両端はどうするか等、やってみなければ見当がつかない作業ばかりでした。結局、終わったのは十時半を過ぎてしまいました。けれど、何とか上手い納まりを作ることが出来た様に思います。寒い日になりますが、どうぞお出かけ下さい。


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