明日5月17日(土)から25日(日)まで、5回目になる“柴田雅章作陶展”を開催いたします。初日の17日と18日は柴田さんが店に居て、皆さんの御相手をして下さる予定です。また、17日の夕方から柴田さんを囲んで、オープニングパーティーをいたします。一品持ち寄りで、ご参加頂けます。以下は案内状のお知らせです。
この度、2011年4月以来3年振り5回目になる、「柴田雅章作陶展」を開催する事になりました。第1回展が1989年ですから、不定期ながら、25年の長きに渡って展観を続けて来た事になります。さて一般的に、工藝領域の作家として活動して来た一人の人間に、25年と云う時間の経過がもたらすもの。それは身体的には”老い”という形で誰にも平等にもたらされる一方で、表現自体にはそれぞれの技術の修練度や経験の蓄積の違いの他、自らの仕事を測る”ものさし”の厳しさの度合いによって、作品自体がその”表現の深浅”を大きく違えてしまう様に思います。数年前から”日本民藝館展”の審査員の一人として審査に臨む、柴田さんの”眼の厳しさ”はつとに知られた処ですが、自身の仕事に対する眼の厳しさが、その公正さと仕事の深度を担保している様に私は思います。同時代の作り手としてその仕事を尊敬している作家の一人です。皆様是非御覧下さい。
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