約10日間続く普段の催事は、休みを頂戴せず乗り切っています。
しかし、昨年から始めた「btanぬぐい・フィリピンの手仕事」展は、会期が約一ヶ月と長く、暑い時期でもある事から、毎週月曜日に休みを頂戴しています。初めての休みだった7月30日、2ヶ月ぶりで「茶の稽古」をいたしました。先生のEさん、茶道歴の長いOさん、そして我々夫婦の4人が集まり、陽が落ちて涼しくなり始める7時半位から10時半頃まで、お稽古の後の食事も含めて約3時間、久し振りに皆で楽しく過ごしました。
茶の稽古には、稽古をする楽しみ以外にもう一つ“副産物”があります。それは、家の中が綺麗になる事。その日は、普段行き届かない処を中心に、朝から掃除機を掛け、拭き掃除をし、花を生け変え、場合によっては床の間や玄関の設えを変える等して御稽古に備えるのです。昨年9月には「十八番の会」開催中の八女の高橋邸でも、そのようにして「茶の稽古」を楽しみました。
我々夫婦は、ここ5年以上変わらず“風炉”を使った御手前の稽古を、茶道歴の長いOさんは“茶箱”を使った稽古を、それぞれ亭主になったり客になったりして楽しむのです。一月に1回のお稽古ですが、時として二月間が空く事もあり、我々夫婦は相変わらず所作が不確かで、毎回の稽古も引っ掛かり引っ掛かりですが、そんな愉しさに魅せられて、なんとか“お茶”を続けています。
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玄関の夏のしつらえ |
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花生け |
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E先生から拝借している電気熱源の風炉。アルミの釜。
そして、タイの灰釉水差し。蓋はブリキ製、前崎鼎之作。 |
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こうして、先生と対面してのお稽古 |
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上手く点ちました |
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茶箱でのお稽古 その1 |
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茶箱でのお稽古 その2 |
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