2010年10月26日火曜日
北の手仕事展に寄せて
「盛岡・光原社」及川隆二氏の選品になる数多くの東北の手仕事を、会場に並べてみて感じたのは、味わい深くまた美しい“土地の言葉”(方言)で、あちこちから話しかけられている様な気持ちにさせられた事です。「それがどうしてなのか?」を考えてみると、これら一連の手仕事には、その裏付けとして、確実にそれぞれの土地の暮らしが反映されている事が、大きな理由かもしれません。
さて、盛岡市内丸に光原社の支店の一つ、北ホテルの中の「北の光原社」があります。ここは本店の“しつらえ”と違って、RC 造のモダンな空間の中に選ばれた工藝品が注意深く並べられていて美しく、私の憧れの民藝店です。今回、店の二階に品物を並べてみると、まるで小さな「光原社」の様に見えて嬉しくなり、私はここを「うえ(二階)の光原社」と名付ける事にしました。
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