2024年3月23日土曜日

第2回「メラニー・ディコーセイ個展」準備完了

 22日午後2時頃からメラニーに来てもらい、個展会場の2階の飾り付けを始めて、夕方までに無事に終了。その後、花を入れたり壁に版画を掛けたりで作業終了は午後9時を過ぎました。明日は午後1時始まりです。雨の予報もあり油断出来ませんが、2階会場にはネックレスを始め銀製の指輪やチョーカーそしてブレスレットに絹のスカーフ等々、たくさんの作品が並びました。どうぞお出かけ下さい。


2024年3月22日金曜日

メラニーの仕事紹介 2

 今日は準備日で、午後からメラニーと会場の準備・飾り付けをします。いよいよ明日から始まります。皆さんのお出かけをお待ちしています。明日メラニーは全日在廊予定です。

   バファローの角と木製ビーズのネックレス


  サファイア エメラルド ラプスライト 他ミックス


2024年3月20日水曜日

メラニーの仕事紹介 1


     象嵌の陶器ビーズのネックレス


  木製小片とラピスラズリを組み合わせたネックレス


  ブラジル産珊瑚と黒檀の木のビーズのネックレス

2024年3月8日金曜日

第二回 Melanie Decourcey 個展 のお知らせ

3月23日(土曜日)から31日(日曜日)までの会期で、’22年3月以来二回目となるメラニー・ディコーセイ の、様々な素材のビーズを使ったアクセサリーや純銀製指輪を並べた展示会を行います。メラニーは会期中の土日は全日、その他の日も数時間の在廊予定です。


2024年1月4日木曜日

瀬戸さんと坂本さんの事

2008年11月に、当店としては20数年ぶりになる漆器の会を引き受けて下さったのが輪島の瀬戸國勝さんです。ある時期、瀬戸さんはその当時の天神・岩田屋本店のギャラリーでよく個展を開いておられたのです。その個展に数回お邪魔した後、当店での個展をお願いして実現したのが2008年の当店最初の個展です。その瀬戸さんと親しい人の一人が、珠洲市で「湯宿 さか本」を経営する坂本新一郎さんです。個展の時ではなかったかもしれませんが、ある時、店に来て下さった坂本さんが、その時ご一緒だった瀬戸さんのお勧めで、入荷したばかりの李朝の半閉(初めて見る小さなものでした。私としては珍しく写真で購入を決めたものでした。)を買って下さったのが坂本さんで、今もお宿の何処かにそれは座っているはずです。今回の能登地震で最もひどい災害がこのお二人の生活の本拠地を襲って、どうなさっているのか、お二人の安否をご存知の方がいらっしゃいましたらご一報下さい。お二人がどうかご無事であります様に!


2024年1月1日月曜日

あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。今年が皆様方にとって良い年でありますように願っております。さて、「歳迎えの会」前期展終了後から年末までの1週間は、正月用品の買い出しやら放りっぱなしの自宅片付けに追われ、普段にも増して忙しい1週間となりました。 今朝は細君と二人雑煮とお節で新年を祝い、食後に久し振りで新しい茶碗(歳迎えの会出品物の平茶碗)を使って茶を点て楽しみました。「歳迎えの会」後期展は1月6日から14日までの開催です。皆様のお出かけをお待ちしております。

2023年12月27日水曜日

帰って来た長椅子


2021年12月に若い人二人の手伝いを得て当店に迎え入れた18世紀スペインの長椅子を、前後4本の脚を始めとして座板の補強や長椅子側面の手当など、可能な限りの修理を八女の木工家のSさんにお願いしました。修復作業が終わり、本日、Sさんと友人K君それに私の3人で何とか無事に店への搬入を終える事が出来ました。修理の過程をSさんの写真で見て頂きましょう。

ベンチを横倒しにして裏から座面を見たところ。座板の補強は、何と中国製の洗濯板でした。裏から当てた板も肝心の座板を水平に保持出来ていず、如何にも修理が付け焼き刃という感じです。


ベンチ正面に向かって左の後脚の様子。脚の材料は針葉樹で、しかも節があるものを使っているので、本来の材料の榛の木とはあまりに質感が違い過ぎ、最初にベンチを見た時はてっきり前脚には鉄のタガが使ってあるのだと思った位です。さらに、ベンチと補修材の色味を合わせる為に取り付けた後、炎で焼いた(いわゆる焼杉板を作る時の様に)為に年月の経過で痛んでいた元々の材料にもダメージを与えていたのだそうです(Sさん談)。その板がスカスカになっていた部分を取り除いた上で、栗の厚板を材料として使い、二種の着色剤で色味を整えたものです。次の1枚目の写真の左脚の上部右側が新しい材料で繕ってあるのがご覧頂けると思います。



それをこうして、こうなって〜


左の前脚のすぐ脇に角材が取り付けてあるのがお分かりでしょうか。これは溝の刻まれた前脚が押さえるべき側板が(前脚内側の)欠けのため、外れるのを防ぐ目的で後から付け足されたものです。新しい修理かと思っていましたら、留めている釘が手打ちの角釘でした、従って恐らく修理そのものも丸釘が工業化されて大量生産される前の時期、150年以上は遡るものかもしれません。


角材を外し、後ろからネジ釘を揉み込んで埋木して完成です。