2024年4月22日月曜日

第6回「中野知昭 個展」のお知らせ



連休明けの5月11日から、3年半ぶりになる福井県鯖江在の河和田塗の塗師 中野知昭さんの個展を開催いたします。前回の個展の折に「盛椀」の名で出品されていた椀の形が、以前の同名の品と余りにも違うので中野さんに尋ねたところ、自身も以前の椀形が好きなのだけれども、手元に在庫がなくて仕方なく、との事だったので、店の在庫分を送りその椀が復活したわけです。

まさか、その品に(あまね椀と云う)店の名がつくとは思いもしませんでした。光栄な事です。それは輪島辺りで合鹿椀(ごうろくわん)と呼ばれる、ひときわ高台の大きな椀、案内状の写真で言えば右端中程の盆の上の大きな椀二種です。さて、案内状でもお知らせしています様に、中野さんの在廊日は最終日19日のみです。どうぞお出掛け下さい。

2024年4月21日日曜日

「GEN の本棚展」のお知らせ

このたび、4月29日頃から6月第1週辺りまでと云う些か曖昧な日程で、同じ町内で永年(当店同様45年)建築及び芸術関係の書籍を取り扱う「GEN書房」を経営して来た江口正利さんの蔵書を紹介する催事を行う事になりました。その書籍の量が並大抵ではないので、当初考えた書籍そのものを当店に大量に並べてと云うのではなく、江口さんの生業としての建築設計の資料に加え、取り扱いの本を少し見て頂いた上で「ぜひ拝見を!」となったら、こちらから江口さんに連絡を入れて、在宅であればご自宅を兼ねた「GEN書房」に直接足を運び(徒歩3分)、ご本人と話して頂いたりそれらの書籍を直接見てもらう、これまでやった事がない、こんなやり方で始めてみる事にしました。

理由は二つ。当店自体が5月に二つ、6月に一つの催事予定が決まっており、これを避けて始めると云う事になれば催事の見通しが立ちにくい事。そして、既に「GEN書房」の廃業は決まっているので、江口さんの手元の蔵書を関心を持って読み、活かす若い世代の人達に江口さん自身が直接手渡したい、この二つです。江口さんの日常の時間(と当店の営業時間)の中に割り込んで行う催事なので、あくまで江口さん(と当店)の日常優先です。従って、時間がうまく重ならなければ、見て頂く事が出来ません。予めご了承の上、ぜひご覧頂きたいと思います。江口さんも私同様、人(特に若い人)と話すのが好きな人です。

会期中の休日は月曜日と火曜日に祝日です。開店時間は午後13時から19時までになっていますが、寝ぼけていてあまり当てになりません。少し遅めに来ていただく方が確実です。お越し下さる場合、予め当店宛にメールで御連絡頂くか、前日までに電話でご予約下さい。その場合も、江口さんのご都合でご希望に添えない場合があります。Email amaneya◉(アットマーク)gmail.com ☎︎ 092-526-0662           


2024年4月15日月曜日

「田中正造 最後の戦い」上映会のお知らせ


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昨’23年4月29日に、林竹二「授業三部作」の内、沖縄県那覇市の久茂地小学校で1977年2月8日と9日の二日間に渡り、3年生と5年生の子ども達を対象に行われた林竹二の授業「ビーバー」「アマラとカマラ」の二作を皆さんに見て頂いてから1年が過ぎようとしています。その後、授業「開国」を6月に、また1983年に東京で行われた講演会「教育の根底にあるもの」を10月に、それぞれ上映いたしました。今回、上映予定の「田中正造 最後の戦い」は、田中正造による足尾鉱毒事件の戦いの現場、旧谷中村にも近い栃木県佐野市の郷土博物館開館記念講演会として行われた講演の模様を2時間にわたって記録したもので、「グループ現代」が1984年に制作したものです。1985年4月1日に没した林竹二の遺言とも言うべき記録映画です。上映会の要領は以下の通りです。参加ご希望の方は、下記の「あまねや工藝店」か「子どもの本や」あて、電話かEメールでお申し込み下さい。終映後、お茶と懇談の時間を設けています。皆さんのご参加をお待ちしております。


日時 ’23年4月29日(祝日) 午後1時~4時

会場 あまねや工藝店 2階

定員 15人  参加費 2000円(事前予約をお願いします)

申込 あまねや工藝店 092−526−0662  子どもの本や 092−552−1651

E−mail  amaneya◉(アットマーク)gmail.com