今週の土曜日26日から来月12月4日日曜日までの9日間、当店では2回目になる宮崎 国富町• 三名窯 松形恭知さんの作陶展を八女に引き続いて開催致します。大きな作品を始めとして、黒釉や点打また流し釉の諸作品に加えて、ポット • 蓋もの等に新しい試みも見られて、意欲的な作陶展になっています。初日の26日夕刻からは、作者を囲んで一品持ち寄りのオープニングパーティーも開催。お出掛けをお待ちしております。以下、案内状と案内状の文章原稿です。
宮崎県国富町三名在、松形恭知さん2回目の作陶展のご案内です。
前職が中学校の社会科教師であったとか、55歳で早期退職して陶芸の道を歩み始めたとか、これら松形さんの個人的なエピソードは、仕事そのものと何の関係もない事です。作る人である以上、個展の場において自らの仕事を世に問う形で作り続けるしかありません。今回、DM撮影用にお送り頂いた品々を見る限り、実に誠実に(誰に対して?と問われる方に答えて云えば、正しい仕事を求める“仕事自体”に対してとでも答えておきましょうか)もの作りに向き合っておられる様に私には見えます。工藝の領域における個人の仕事は、陸上の種目に例えて云えば、短距離とマラソンの両方を走りきる体力が求められ、またコーチであると同時に選手でもあらねばならない、実にしんどい仕事です。“ゴール”も果たして存在するのかどうかわかりません。ただ、走った跡に咲く“花々(仕事)”は確実に存在し続け、それが人の喜びにつながる「陶芸」は素晴らしい仕事です。益々のご健闘を祈ります!
● 福岡展初日の26日午後7時から、一品持ち寄りで作者を囲みオープニングパーティー開催予定。お申し込みはあまねや工藝店まで。
前職が中学校の社会科教師であったとか、55歳で早期退職して陶芸の道を歩み始めたとか、これら松形さんの個人的なエピソードは、仕事そのものと何の関係もない事です。作る人である以上、個展の場において自らの仕事を世に問う形で作り続けるしかありません。今回、DM撮影用にお送り頂いた品々を見る限り、実に誠実に(誰に対して?と問われる方に答えて云えば、正しい仕事を求める“仕事自体”に対してとでも答えておきましょうか)もの作りに向き合っておられる様に私には見えます。工藝の領域における個人の仕事は、陸上の種目に例えて云えば、短距離とマラソンの両方を走りきる体力が求められ、またコーチであると同時に選手でもあらねばならない、実にしんどい仕事です。“ゴール”も果たして存在するのかどうかわかりません。ただ、走った跡に咲く“花々(仕事)”は確実に存在し続け、それが人の喜びにつながる「陶芸」は素晴らしい仕事です。益々のご健闘を祈ります!
● 福岡展初日の26日午後7時から、一品持ち寄りで作者を囲みオープニングパーティー開催予定。お申し込みはあまねや工藝店まで。
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