2010年6月1日火曜日
鳥取へ 1
村松展の荷物・10ヶ口をようようの事で送り出した翌日の29日。山本展で残った作品を車に積んで、岩井窯がある鳥取の東部・岩美町まで出掛けました。出発は朝の7時30分。前回と違い、今回は全行程、私一人の運転です。 九州道から山陽道を経由して岡山に向かい、岡山インターの手前・岡山ジャンクションで岡山道に入り、中国道の津山で降りて鳥取・岩美まで。のつもりが、岡山ジャンクションで岡山道に入りそこねて、仕方なく山陽道の岡山インターで降り、53号線を延々と津山まで向かう羽目に。しかし、お天気に恵まれて、気持ちよく車の運転が出来ました。道路脇のあちこちに、九州ではあまり見る事がない桐の花が咲いているのが、印象的でした。智頭から無料の山陰道に乗った事もあり、岩井の山本さんの工房に、予想より早い午後3時30分頃、到着する事が出来ました。
荷物を下ろした後しばらくして、兵庫県の浜坂にある七釜温泉に連れて行ってもらいました。その後は恒例、山本家での楽しい夕食です。実家に遊びに来ていた2番目のお嬢さん家族4人と同席で、総勢9人の賑やかで楽しい夕食になりました。今回は、猪のスペアリブに、鯛の昆布じめ。そして、最後が小振りの(蒸した)ジャガイモをまるごと添えたビーフシチューです。ビーフシチューの入って来た6寸の“型起し”による黒釉浅鉢が、まるで中国あたりの古い仕事に見える素敵なもので(と云う事は、個人作家の仕事としては、作家の“顔”が見えにくい仕事でもある訳です)、心底感心したので完食(頂くからには)の上、褒めちぎってとうとう頂戴する事に(幾つかストックがあるとの事だったので)。皆さんにお目に掛けたい処ですが、見せたい人のいる「出西窯」に預けて来ました。で、いずれまた。
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