2008年6月30日月曜日

東京篇 続き

東京滞在2日目は、出遅れて予定を変更し
自由が丘のIへ行く事に。
久しぶりにIさんともお目にかかり、
お話しをすると、今日は良いものの
最近体調が不安定で、悪い時はインドには
もう行けないと思ったり、回復すれば
行く気になったりと、体調次第で大きく
気分が左右されるとの事。

Iさんとのお付き合いも35年を超えて、
時代が変わったという事なのでしょうね。
Mさんから頼まれた生地を送ってもらう様に
お願いをし、また2種類の生地を選んで一緒に
送って頂く様に頼み、別れる。

1時に新宿のディスクユニオンで、旧友のF君と
待ち合わせ。LDを1枚、CD(ヒラリー・ハーンの
シェーンベルクとシベリウスのヴァイオリン協奏曲)
を1枚。その後、お茶の水に行ったり、中野坂上の
サイゼリアでお昼を食べたり(290円のリゾット)。

仕事に行くというF君と4時に別れ、その後吉祥寺
から、長男のアパートへ。
よる、D・ホフマンの映画『レインマン」を見る。
面白かった。ダスティン・ホフマンは名優です。

21日は、「日本民芸館」で開催中の「浜田庄司展へ」
続きは、また明日。

楽しいパーティ




6月29日、リチャード ゴーマンと柳沢さんを
ゲストに迎えて、今回の催事 AIDA/IDIRの
オープニングパーティを持つ事が出来ました。
参加者は、私達夫婦も入れて14人。
細君手製のおかずに、いろいろなお酒を用意して
飲みかつ食べ、話をして夜の11時頃迄、延々5時間
にぎやかに楽しく過ごしました。

5人の異なった作家の作品を並べるのは、私にとって
初めてでしたが、楽しい経験でした。
アイルランドという国に何らかの形で関わりの
ある5人の作家それぞれの表現が、ぶつからず
引き立て合う様に、並べ飾るのは他のものと
変わりません。

すっきりと美しく他の何処の画廊とも違う様に
並べてみせる事、それが私の喜びであり、又
ひそかな誇りとする処でもあるのです。

でも、作家が参加する事がこんなに人に対して
訴求力を持つのは、驚き。
それは、やはりR・ゴーマンの人間としての
魅力なのでしょうね。

2008年6月24日火曜日

行って来ました、東京へ!

ラオスの手仕事を紹介する催事終了後の
先週の水曜日、夜行バスで東京へ。
その前々日、小鹿田で泊まりがけの仕事をした
後なので、さすがに少し疲れる。

諏訪湖サービスエリアで朝の休憩後、新宿迄の
3時間の間が、なんとも素晴らしい時間。
晴れた日であれば、南アルプスの麓を縫い、
春の甲府盆地は杏や桃の花盛り。今回は
6月でもあり曇ってもいたので、新緑は美しかった
けれど山もよく見えず、今ひとつの風景。

9時半に新宿着。小田急で女子美の最寄り駅
相模大野へ。今回の目的の一つ女子美ミュージアムで
開催中の「脇阪克二展」を見る。

モダンですっきりした会場に、脇阪さんの3つの時代、
フィンランドのマリメッコ、ニューヨークのジャック
ラーセン、そして日本のワコールインテリアファブリックの
広幅の仕事が、天井から幾巾も下がっている。

マリッメコのカラフルポップ。ジャックラーセンの洗練。
ワコールの、江戸時代の襖絵などにつながる情緒。
これは見事に展覧会のサブタイトルに重なるのが不思議。
アイディアや原画の素敵な事。8000枚の葉書の圧巻。
つくづく感心した後、次の目的地JRの国立駅へ。

バスに乗って、TTTの事務所へ。
先日の催事のお礼を、谷さんに申し上げる。
2時間ほど話した後、ご飯を食べに国立駅前へ。
決して綺麗ではないけれど、確実に印象に残ると
谷さんのいう定食屋へ。すごいボリュームの定食。
私は穴子フライ定食。野菜の天婦羅も入って、
満足。女将さんが愛想がないという事だったけれど、
もともとが、そういう面差しの人なのだ、
満腹後、コーヒーを飲み御二人と別れる。
続きは、また明日。


2008年6月12日木曜日

恋の顛末

待ちに待った石村さんから、便りが届きました。
それによると、便り自体とても嬉しかったとの事。
只、大病以来遠出が出来ず、行動範囲が限られて
いて期待に応えられそうにもない事などが率直に
語られていました。

残念!

でも、人の出会いにはそれぞれ時期も含めて意味があり、
考えようによっては、私自身生きている間に石村さん
の仕事に出会い、そしてご本人にもお目にかかれた事を
考えれば、それで良しとしなければいけないのでしょう。

ところで、手紙を読み進むうちに石村さんとの不思議な
ご縁も、また明らかに。
何と、お嬢さんが私の恩師である倉敷民藝館初代館長
外村吉之介先生がお作りになった「倉敷本染手織研究所」
の卒業生でいらっしゃる事、またご自宅にもご夫妻と
生徒さん達でお遊びにいらっしゃった事等々。
何とも不思議!
今度は石村さんに会う為に久世に行くつもりです。

2008年6月10日火曜日

ラオス H.P.E.の仕事展が始まりました



6月7日からの催事である「ラオスH.P.E.の仕事展」が
無事に始まりました。6日の午前8時5分着の飛行機で
来福した谷さんを迎えに福岡空港へ。
谷さんからの事前の連絡無しで、8時40分着との
情報だけを手掛りに、調べてみると、一番安い、
従って谷さんが絶対利用するに違いない
「スカイマーク便」の着予定時刻は8時25分。

そのつもりで家を出て、空港に8時5分くらいに到着。
JALの第1便が10分遅れで到着。予定の便まで
まだしばらくあるからと思い、ぼんやり座っていると
そこへ谷さんが現れて、びっくり。

聞けば、空港へ着いてから連絡すればいいかと思い
連絡無しで来福との事。それも極めて、ラオス的に
思えて腹も立たないのが不思議。

店に到着後、9時30分くらいに荷物が到着。
すぐに仕事を始めれば良いものを、朝食後
つい話し込み気がつけば午後3時くらいで、
慌てて仕事を始める。

午後7時30分展示終了。

初日出足は今ひとつ。でも25人くらいでまずまず。
2日目のお話しの会は、14人出席。
相変わらず面白いお話。
でも圧倒的に面白いのは、家に帰り着いてそこで話す
個人的なお話しで、聞き手が二人だけというのが
申し訳ないくらい。