2019年6月14日金曜日

「子どもの本や」販売会のお知らせ

昨年の「子どもの本や」販売会の様子
2009年5月23日に最初の「子どもの本や」販売会を開き、以来5月から6月に掛けて、この季節の何処かでほぼ毎年、店の2階が「子どもの本や」になる三日間。数えて10回目になります。
店の前を通る子ども達は昔と変わらず大勢ですが、「子どもの本や」を訪ねて来る子ども達の数は、ずいぶん少なくなっていると聞いています。三日間とも、12時から7時(最終日は5時)まで、井上さんが子どもの本の様々な問題にも答えて下さる事になっています。ウィンドウに並ぶ絵本を見て、入って来てくれる子ども達やお母さん達が、本の世界の楽しさを知る切っ掛けになる三日間になります様に。

2019年6月12日水曜日

「第12回 西川孝次吹きガラス展」のお知らせ


紫陽花の美しい季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、6月29日(土曜日)から7月15日(月曜日)まで、隔年で開催して来て、今回で12回目になる「西川孝次吹きガラス展」のご案内をいたします。会期中7月1日と8日の月曜日は休みます。店は12時から19時まで開けています。また西川さんは、29日•30日の二日間在廊の予定です。以下、案内状の文章原稿です.

瑠璃色と聞いてまず目に浮かぶのは、1979年8月、海路初めて沖縄に向かう途中の船上から目にした、鮮やかな一面の瑠璃色の海です。西川孝次さんと初めて出会ったのも、その時の沖縄滞在中の事です。広大な在沖縄米軍嘉手納基地の道を隔てた向かいの一角、道路から少し下った敷地の真中辺りに小さなあずまや風の休憩処が建つ、こじんまりした町工場の様な牧港(まちなと)ガラスで、当時の西川さんは職人として仕事に励んでいたのです。滞在中に見たマイケル•チミノ監督の「ディアハンター」、映画館を出て飲んだCoca-Colaの味などと共に目に焼き付いているもの、それがその瑠璃色です。私の「沖縄の色」と言って良いかもしれません。最初の出会いから15年程過ぎて始まった西川さんの個展も、はや12回。最初の出会いから40年、初回の個展から数えても四半世紀近い時間が過ぎました。今展の瑠璃色吹きガラス諸作の数々を、お出掛けの上どうぞご覧下さい。