2014年以来5年ぶり、2回目の「Funny Figures 展」を3月2日(土)から10日(日)まで開催いたします。12時から19時まで。
木村葉子は前回の軍手人形から毛織物生地や染め布を材料にした動物やアクセサリーの他、陶製の動物や花をモチーフにした造型を、
斉藤ひさ子は前回と同じくソックドールのほか、布を材料にした新作の昆虫のアクセサリーを、それぞれ出品いたします。
以下はDMの文章原稿です。
木村葉子は前回の軍手人形から毛織物生地や染め布を材料にした動物やアクセサリーの他、陶製の動物や花をモチーフにした造型を、
斉藤ひさ子は前回と同じくソックドールのほか、布を材料にした新作の昆虫のアクセサリーを、それぞれ出品いたします。
以下はDMの文章原稿です。
ずいぶん昔、友人の一人がメキシコへ織物の勉強に行き、帰国後、滞在中に手に入れた抱き人形をお土産に貰った事があります。有り合わせの材料(リボンを付けた髪は黒い布で眼は緑色の糸)で、若い母親が幼い娘の為に作った様にも見えるその人形は、たどたどしく見える針運びが全く傷になっていない素敵なものでした。今展の木村葉子と斉藤ひさ子の造型は、それに比べれば、はるかに洗練され都会的です。しかし、それぞれの造型の中に作った人が重なる様な仕事は、現在まことに貴重だと言わなければなりません。その意味で、前回展の木村葉子の軍手を材料にした、 カッチーナ人形•うさぎ•わに•諸々のアクセサリーと、斉藤ひさ子による靴下人形( ソックドール)とボタンによるアクセサリーの展観は、私にとって嬉しいものでした。それから5年、今展は木村が友人の織物作家の毛織生地を材料に造型した様々な動物•アクセサリー•染め布を使ったパペットや人形のほか、陶による動物や花の造型を、斉藤は前回と同じく、一種心地良い脱力感のあるソックドール各種と新作の布による昆虫のアクセサリーなどをご覧頂きます。● 斉藤ひさ子は2日(土曜日)、木村葉子は3日(日曜日)7日(木曜日)9日(土曜日)10日(日曜日)、に在廊予定です。どうぞお出掛け下さい。