2008年11月に、当店としては20数年ぶりになる漆器の会を引き受けて下さったのが輪島の瀬戸國勝さんです。ある時期、瀬戸さんはその当時の天神・岩田屋本店のギャラリーでよく個展を開いておられたのです。その個展に数回お邪魔した後、当店での個展をお願いして実現したのが2008年の当店最初の個展です。その瀬戸さんと親しい人の一人が、珠洲市で「湯宿 さか本」を経営する坂本新一郎さんです。個展の時ではなかったかもしれませんが、ある時、店に来て下さった坂本さんが、その時ご一緒だった瀬戸さんのお勧めで、入荷したばかりの李朝の半閉(初めて見る小さなものでした。私としては珍しく写真で購入を決めたものでした。)を買って下さったのが坂本さんで、今もお宿の何処かにそれは座っているはずです。今回の能登地震で最もひどい災害がこのお二人の生活の本拠地を襲って、どうなさっているのか、お二人の安否をご存知の方がいらっしゃいましたらご一報下さい。お二人がどうかご無事であります様に!
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