2022年11月29日火曜日

作者(平山元康)在廊のお知らせ


 第2回「平山元康作陶展」も、今週日曜日(12月4日)までとなりました。最終日の12月4日に、搬出手伝いを兼ねて、平山さんが丹波から来て下さる事になりました。皆様、どうぞお出かけ下さい。

2022年11月26日土曜日

模様から見る「平山元康の仕事」

今回、催事初日の一日前から始めたInstagramで私をフォローしてくださる方の数が増えるにつれて、その方々が購入したり使ったりしていらっしゃる「食器」の写真を目にする事が多くなりました。印象的なのは、それら食器の面(おもて)に様々な意匠の「模様」が施されている事で、これを見る限り、作り手であれ使い手であれ、焼物の食器に意匠としての「模様を施す」或いは「それを選ぶ」、事がどんなに大事にされているかを物語っているかのようです。

振り返って、今展の平山さんの仕事を見ると、せいぜい花入に施された釘彫や鎬(しのぎ)、或いは湯呑みの一部に見られる掛分けや横一文字の指描き位で、大半は丹波の土と自前の雑木による灰釉(これが美しいのです)等の釉薬による「無地」の仕事です。平山さんと縁が出来た2009年の折の一作は、九寸程の皿に飴と白の釉薬を掛け分け、釉の境目に勢いのある指描きを施した清新な印象の品でした。 13年後の今展ではそれすら捨てて、敢えて無地の仕事を増やし「直球勝負」に出た、そんな印象を私は持ちました。

2022年11月19日土曜日

初日の様子








昨日18日は、12頃まで頑張って、ひとまずの「もの並べ」を終えて帰宅。今朝は12時半頃に店に到着後、手付かずであった片付けや荷物の整理の後、棚に並ぶ品の上下の入れ替えや、並んでいる品物の場所を変える事など、文章作成で言えば、句読点の整理や言葉の入れ替えや前後の見直しなど、一つ一つは細かくとも、全体の構成の中で疎かに出来ない、そんな作業をやって、結果、平山元康さんの仕事の持つ良さをお伝えし易い、そんな「もの並べ」になったように思います。以上、手前味噌でした。