18日(火曜日)から始まる「あまねや工藝店の40年展」只今 準備中です。自宅や店に有る様々な品を並べて、過ぎて来た40年を「もの」で振り返る、として計画された「40周年記念特別展」ですが、いざ並べ始めて見ると、これが中々難しいのです。とびきりの名品でもなく、日常の暮らしに繋がる極々平凡なもの、しかし何処か見処が有るもの。これらの品は、本来、人に見せる為に蒐めたり残したりした訳ではなく、(2006年埼玉県浦和の柳沢画廊で開催された「抽象紋の皿100展」の折、小鹿田窯の坂本工さんに制作の手掛かりとして見て貰った様に)まずは作り手の人達の参考に供する為と、もちろん私自身の「喜びの種」として手元に保存していたものです。
ところが、いざ之を「見せるもの」として並べ構成しようとすると、蒐められた物が(当たり前ですが)大きく偏っていて、上手く店の空間に納まってくれないのです。ひとつ気が付いたのは、通常の店の「もの並べ」が今回の「記念展」と同じく、あまねや工藝店の40年を反映した「もの並べ」であったと云う、考えてみれば至極当たり前の事です。残された日時は二日、どうぞ上手く納まります様に。
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