4月10日(土曜日)から18日(日曜日)までの予定で、岩井窯開窯五十周年記念「山本教行特別展」を開催します。開店は12時から19時まで。会期中は休みません。当店1階を空にし、そこに岩井窯の諸作を並べて、皆様にご覧頂く特別展です。コロナ禍の為、表と裏の戸口を開け放して通風を確保し、また来店時のマスクの着用・手指の消毒はもちろん、入場者数の制限など、状況に応じて、御来店の皆様に外のベンチでお待ち頂く様お願いする場合もございます。予めご了承の上、どうぞ気をつけてお越し下さい。
昨春、コロナ禍の影響で中止せざるを得なかった岩井窯開窯50周年記念「山本教行 特別展」開催のご案内です。1984年5月の第1回展以来、ほぼ隔年で開催して来た山本展は、諸々の事情により2017年5月の第18回展を最後に一旦終了しました。
しかし、良い機会があれば又という事で、当店の創業40年と岩井窯の開窯50年を記念して、山本さんに「特別展」を引き受けて頂き、この度4年ぶりで岩井窯の新作や土鍋類を含む諸作を皆様方にご紹介出来る事になりました。さて、このところ山本さんは、白釉作品の面に釘彫りの線と赤絵や色絵を合わせた、様々な模様を施す仕事に熱中しておられる様です。技法としては難度も高く、平面の仕事に限りなく近い「線」と「色の付いた模様」で構成された、これら新作群は作り手の力量とセンスを露わにしてしまう「怖い」仕事です。それだけに、これを手掛ける山本さんにとって、いっそう挑戦しがいのある仕事なのでしょう。コロナ禍故、記念の食事会やご本人の来店も実現しないのは残念ですが、お出かけの上どうぞご覧ください。