2014年5月17日土曜日

第5回 柴田雅章作陶展の準備完了

今日16日の午後、丹波篠山から柴田雅章さんと御長男の貴澄君が作品を車に積んで、無事到着。その後の作品の開梱と展示もアッという間に終り、前回同様、柴田父子の見事な連係プレーでした。作品数も二階を主とした展示に、ちょうど良いボリュームで見応えがあります。明日からの作品展にどうぞお出掛けください。

展示準備その壱
展示準備その弐
花も入りました
スリップ長角皿二種と花入れ
珈琲椀や湯呑にスリップ角皿など

2014年5月16日金曜日

第5回 柴田雅章作陶展のお知らせ


明日5月17日(土)から25日(日)まで、5回目になる“柴田雅章作陶展”を開催いたします。初日の17日と18日は柴田さんが店に居て、皆さんの御相手をして下さる予定です。また、17日の夕方から柴田さんを囲んで、オープニングパーティーをいたします。一品持ち寄りで、ご参加頂けます。以下は案内状のお知らせです。


この度、2011年4月以来3年振り5回目になる、「柴田雅章作陶展」を開催する事になりました。第1回展が1989年ですから、不定期ながら、25年の長きに渡って展観を続けて来た事になります。さて一般的に、工藝領域の作家として活動して来た一人の人間に、25年と云う時間の経過がもたらすもの。それは身体的には”老い”という形で誰にも平等にもたらされる一方で、表現自体にはそれぞれの技術の修練度や経験の蓄積の違いの他、自らの仕事を測る”ものさし”の厳しさの度合いによって、作品自体がその”表現の深浅”を大きく違えてしまう様に思います。数年前から”日本民藝館展”の審査員の一人として審査に臨む、柴田さんの”眼の厳しさ”はつとに知られた処ですが、自身の仕事に対する眼の厳しさが、その公正さと仕事の深度を担保している様に私は思います。同時代の作り手としてその仕事を尊敬している作家の一人です。皆様是非御覧下さい。

2014年5月2日金曜日

初夏のしつらえと幾つかのお知らせ

テーブル上は村松学の吹きガラス作品
右端にあるのはジンバブエ産の編組品の皿、
椅子上にはタイのガラス筒花入れ、
横にはキム•イギョン作の白磁湯呑み、
その隣は祐工窯の白磁蓋もの
「粕屋新光園」入院前の昨年11月以来、約半年ぶりで店の覗きの模様替えをいたしました。正面には150角の印度更紗を2枚、今の季節を思わせる、いかにも爽やかな品を掛けました。椅子の背や座にはラオスの木綿製品。側面のテーブル上には村松学(むらまつまなぶ)の吹きガラス諸作を。また、のぞき手前には中国の緑釉水注ぎやグアテマラの緑釉打掛平鉢など、新緑の季節に相応しいものを並べました。

さて、皆さんに幾つかお知らせしたい事があります。まず、数年ぶりであまねや工藝店のホームページが復活した事(正確には復活途上)です。これは一昨年来の課題として、オーストラリアにいる娘夫婦や長男夫婦の尽力によって出来つつあるもので、国内向けには当店取扱商品の紹介を兼ね、主に海外向けに工藝品販売を行なうために作られたものです。現在は、未撮影でWeb上に紹介し切れていない商品の方が多く、当初の目的の半分も達成出来ていませんが、1979年の「あまねや工藝店」の始まりについても文章や写真で紹介しています。価格がドル表示であったり、英語まじりのページが多かったりと、見て頂きにくいかもしれませんが、一度のぞいてみて下さい。お問い合わせ下されば国内価格をお知らせ出来ますし、品物もお届け致します。
ホームページアドレスはamaneya.comです。


それから、5月の催事のお知らせです。一つ目は、5月9日(金)から11日(日)までの予定で行なわれる、毎年恒例の「子どもの本や」出張販売です。今年は最終日11日午後1時から、「グループ現代」製作のドキュメンタリー映画「風の中で」、東京都杉並区井草にある中瀬幼稚園の一年を様々な出来事を絡めて撮影したもの、を上映いたします。
上映後、「子どもの本や」店主•井上良子さんに、子どもの本についてお話し頂きます。現在、参加希望の方を募集中です。


二つ目は、5月17日から25日まで行なわれる「第5回 柴田雅章作陶展」のお知らせです。初日17日は、夕刻から作者を交えてオープニングパーティーを予定しています。詳しい事は、稿をあらためてご紹介するつもりです。以上、いずれもお尋ねは「あまねや工藝店」まで。