2011年11月30日水曜日

百子の花日記 136





10月の花遊び その3

10月も終わり頃、丹波の枝豆と佐賀の紫豆を頂いたら、東京のHさんから麻布十番「豆源」のいか豆・えび豆の詰め合わせを頂きました。2度ある事は3度ある、ありがたい事です。ビールのつまみに合うらしく、Yoshi が大半を平らげました。
枝豆は鈴木さんの会で皆さんに、紫豆は料理の上手なYさんにお裾分けした後、天婦羅で頂きました。花は、沖塩さんの徳利に入れたり、空瓶に差したりして楽しみました。

2011年11月29日火曜日

百子の花日記 135





10月の花遊び その2

小さな花を庭で一握り摘みガラスの鉢に入れて楽しんだ後、花を二束にして一つは灰釉の角瓶に、一つはガラスの鉢に入れてみました。 

まとめて全部の花の名  金水引、赤水引、黄花カタバミ
            赤ゲンノショウコ、白萩、シオン
            糠黍、タデ

2011年11月26日土曜日

百子の花日記 134(番外編)



熟柿9ヶの皮を剝ぎ、種を取ってボールに入れ、柿羊羹を作る準備をしました。寒天がないのに気が付いたのですが、買うのを三日程忘れてしまい羊羹の種が醗酵してしまいました。家中、柿酒の良い匂いがします。四日目の昨日、ようやく寒天を買って羊羹を作りました。砂糖をカップ一杯入れましたが、辛口渋めの出来上がりです。尖った様な味わいがありましたのであり合わせの酸味・木酢をかけました。口の中で、炭酸が広がる様な味になりました。次は上手くやるぞ。

百子の花日記 133




送り主の住所がない宅急便が届きました。Tさんからのもので、越前カニです。初めての頂きものです。荷を開けて、脚をほおばっているところへ、これも珍しい宮崎のEさんの久し振りの来店です。
病後2ヶ月で仕事に復帰され、福岡での仕事を終えて宮崎に帰る前に立ち寄って下さったとの事。有難いことです。お元気はつらつの様子に安堵しました。というのも、昨日彼女の噂をしていたから。これも驚きでした。全快祝いでもないのですが、梅酒を一杯差し上げ、いろいろな話をしました。で、手音のMさんの初めてのお子さんの話をしていたら、そこに当のMさんが。噂ってするものですね。長くお会いしていない方にお会い出来るのですから。又々、梅酒でお迎えして。
そんなこんなの25日に入れた花。

金水引紅葉

羊歯紅葉、たで紅葉、野菊、金水引紅葉

アジサイ二種紅葉、黄葉山吹

2011年11月21日月曜日

百子の花日記 132



10月の花遊び その1 

裏山の池の土手の花の咲き終えた葛の葉が、あまりに立派なので店にいれました。一緒に羊歯、わらびも採りました。両方とも水揚げが難しいです。基本は水切り、深水養生です。

百子の花日記 131





9月の花遊びその2 花器と置き場所を変えて。

百子の花日記 130






9月の花遊び その1 コバギボウシ シュウカイドウ メドーセージ 白水引 赤水引 薮茗荷 いろいろをメキシコガラスの蓋物と古・牛ノ戸徳利、古・黒釉仏花器を使って、また、置き場所を変えて入れてみました。コバギボウシがとてもきれいでした。

百子の花日記 129





久し振りの休日の今日、yoshiが柿採りをしました。今年は裏年で実の数は少ないのですが、バケツに3杯、およそ100ヶ程も採れました。また薮の中で、珍しい色のてんとう虫(黄色)と蜘蛛(黄色と空色の縞)を見つけました。これはおまけ。

百子の花日記 128(番外編)


11月21日 昨夕から冷え込んで、今朝はとても寒いです。温かなラタトゥーユを作りました。鍋一つで出来る料理「小林カッ代」風に、鍋一杯にある野菜をただひたすら蒸し煮。煮込んで汁が無くなるまで炊きます。味付けは、赤ワインと塩、胡椒。材料は 冷蔵庫掃除の有り合わせの野菜+トマトとセロリ、茄子。色づけに赤、黄ピーマンです。久し振りに静子さんからお便りを頂いて懐かしく、エドワード・ヒューズ作の6寸皿に盛りつけました。

三度(みたび) H.P.E の仕事について


一昨日の夕方、H.P.E の催事を見に来られたHさんに付き合って、ラオスの手仕事のあれこれを見ている内に(Hさんの気持ちがこちらに伝わっての事なのかどうか判らないのですが)、私自身もすっかり興奮してしまいました。考えてみれば、ここに並んでいるラオスの手仕事の様に、材料の綿糸や絹糸から自分達の手を掛け、その仕事の最後にいたるまで“手が入っている”品は、普通に考えれば、とんでもなく高価な物か或は一部の私用の物を除いて、私達の周辺では容易には目にする事が出来ません。つまるところ、ラオスの布を見ている内にこちらの気持ちが高ぶるのは、これらの品が持っている“素材の力”がそうさせるのだ、としか言いようがありません。そして、この力を生み出しているのは、(谷由起子さん言う処の)作り手であるレンテン族や黒タイ族など、ラオスの民の(激しい労働に裏付けられた)“身体力”なのでしょう。H.P.E の催事が、あちらこちらで引っ張りだこの“大人気催事”である事の理由もそこに有る、私はそう思いました。

2011年11月16日水曜日

再びH.P.E.の仕事について






催事も後半を迎え、残すところ4日となりました。ご紹介が遅れましたが、催事初日に追加分として東京のH.P.E.Japanから送られて来た品の中に、皆様に見て頂きたいものがあり再度ご紹介する次第です。
また、いつもH.P.E.の催事の時にご協力頂くRipinの洋服も合わせて御紹介いたします。最初の2枚は、H.P.E news2号でこの布について触れた記事中、谷さんが糞掃衣(ふんぞうえ)と書いている、藍染め布の古布をはぎ合わせ、ちょうど韓国のポシャギの様に作られた物。
新しい時には真っ黒に見える藍無地の布が、数十年(でしょうか)使われるとこうなって、道元禅師が浄巾(じょうきん)と呼ぶ、最後に汚物を拭いその役目を終える、そんな布を使い作られた物です。
まずい写真なので上手く見えませんが、美しいものです。

2011年11月11日金曜日

百子の花日記 127






季節の花を生けました。

鈴木照雄作 黒釉筒花入  初あらし、茶の花

山本教行作 白釉面取花入 蘭の葉、金水引の紅葉

柴田雅章作 飴釉扁壺   千両、薩摩の野地菊、サンシュの実

山本教行作 黒釉扁壺   西王母、太郎庵、夏椿紅葉

山本教行作 瑠璃釉面取壷 サンシュの実

第4回ラオスH.P.E 福岡展が始まります






明日11月12日から20日まで、あまねや工藝店で4回目になるラオスH.P.E.展が始まります。朝日屋酒店に於ける八女展の後を受けて、行なわれるものです。今回、人気の豆敷もたくさん用意されています。どうぞお出掛け下さい。

2011年11月6日日曜日

百子の花日記 126






鈴木さんの会で花を入れました。

黒釉流し瓶    台湾ホトトギス、田舎菊

黒釉長角鉢    西王母、千両、日向みずき

黒釉筒花入れ   初あらし、西王母、コバノズイナ

地釉鉄絵扁壺   夏椿照葉、日向みずき、ごまな、つわぶき

黒釉流し瓶    パイナップルセージ、蘭の葉