明後日26日から始まる「井上湧個展」の準備が何とか整いました。正面のテーブルの上および手前の板の上、そして右側ののぞきに30点程の青竹細工の諸作が並びます。どうぞお楽しみに。明後日、準備出来次第Instagram上に投稿の予定です。
明後日26日から始まる「井上湧個展」の準備が何とか整いました。正面のテーブルの上および手前の板の上、そして右側ののぞきに30点程の青竹細工の諸作が並びます。どうぞお楽しみに。明後日、準備出来次第Instagram上に投稿の予定です。
五月連休明けに一つと五月下旬から六月の初旬に掛けてもう一つ、六月中旬から七月第一週に掛けて三つ目と、片付けともの並べに撤収・荷造り発送が続いて、まことに慌ただしい二ヶ月間でした。気がつくと、七月第四週の三日間 26・27・28日に行なう「井上湧個展」が目の前です。店に向かって左側ののぞきの中が、ようやく冬から夏に衣替え。そのタイミングで、店の中に22歳の竹細工職人 井上湧君の竹細工30点余りを並べる場所(隙間)を、どうにかして作らなければなりません。来週の金曜日が初日です。日曜日までの三日間の会期中は、作者はほぼ在廊との事です。皆さんどうぞお出掛け下さい。
7月26日から28日迄の三日間の予定で、長野県伊那谷在住の井上湧(イノウエワク)さん(22歳)の青竹を素材にした編組品の数々(約30点)を見ていただく会を催す事になりました。
昨年5月下旬に松本で行われた個展に、「薮庭流花教室・課外授業」の名目で、細君の百子が生徒さん方3人と会場訪問および周辺の上高地などを巡る短い旅をした際に、売り手として長い間仕事をしてきた立場の人間として、この先、井上さんが仕事を続けて行くに当たり、若干の注意を含めた短い手紙を細君に託したのです。
これが切っ掛けになったものか、今年4月半ばに、井上さんから三日間限定の小さな個展を当店で開催したいが実現可能かどうか、の連絡を頂いたのです。もちろん喜んでお引き受けしたい旨の返事をし、今回の小展が実現する事になりました。
三日間という催事の開催期間の短さは私にとっては初めての経験です。お蔭さまで、新しい試みの経験ができる事に感謝しています。会期中、井上さんは可能な限り在廊との事です。清新な印象の青竹による道具の数々と若い作り手に会いに、皆さんどうぞお出かけ下さい。
福岡市中央区今泉2丁目に建つ古い木造モルタル2階建ての1階部分を、家族や友人の助けを借りながら自ら改装し、10ヶ月近く掛けて完成したのが最初の「あまねや工藝店」です。その地で、’90年8月末の地上げによる立ち退きまで、自らの30代10年余を過ごし、平尾1丁目の現店舗に移ったのが ’90年10月です。それから34年。
本日、何とか開店45年の記念日を無事に迎える事が出来ました。 ’19年には、若い友人達の助けを得て、40周年の記念年に合わせて(1年近く順延しましたが)「記念文集」を出版、また友人の寿司屋「吉富」経営の吉富等と合同で、お互いの友人達を招いた記念パーティーを小さなフレンチ「花むら」で開いたのが、2019年7月1日でした。それから、あっという間に5年が過ぎて、写真に写っている友人のうち数人が鬼籍に入ったりと、ここ数年は自らの老いを強く意識するようになりました。自分の体調と相談し皆さんの助けも借りながら、もうしばらく店は続けて行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。皆様への御礼方々お知らせまで。