2013年8月31日土曜日

あった事会った人 その5

7月31日と8月18日の2回、長崎県立美術館にスペインの画家・アントニオ・ロペス・ガルシアの展覧会を見に行きました。13才で美術学校に入学したと云う、早熟の天才です。初期の仕事に見られるシャガールやルネ・マグリットの影響(と私には見えました)、又カボチャのデッサンに見られるデューラーを思わせる筆致等が興味深く、長女マリアの鉛筆デッサンと共に、深く印象に残る展覧会でした。

美術館の食堂でカレーセットを
2度目の時に、常設展示で地元の古賀人形を特集
8月10日は昼間の日差しが美しい日でした。室内の照明をすべて消して、中庭に立つ山コウバシの緑の美しさを何とか映像に残したいと思い撮ってみましたが、上手く映りません。その夜は、八女で友人がプロデューサーを務めた映画「まちや紳士録」の完成招待試写会へ。顔見知りがたくさん出て来たり、改修中の町家の作業の様子を詳しく見る事が出来たりと、良い時間を過ごす事が出来ました。

肉眼では真に美しい緑に見えるのです
友人のプロデューサーや監督などの舞台挨拶
8月14日。東京から帰省する長男の嫁を迎えに空港へ。そのまま、亡母の墓参り。そして、昼食後近くの宗像の小さな海水浴場へ。海の家の賑わいもなく小さく静かで、でもシャワーの設備はしっかりあって、気持ちのいい海水浴場でした。足だけ漬けて愉しむつもりが、長男夫婦は着衣のまま海に入ってしまう程。よほど良かったと見えて、彼ら(私を除く)翌日もまた同じ海水浴場に出掛けましたヨ。

この後、海へ

百子の花日記 223

夏休みの贈り物 薮庭のあっちこちで蝉の抜け殻を見つけます。なんだか怪獣みたいでスピルバーグの世界の様です。

2013年8月27日火曜日

百子の花日記  222

柿原聡さんが他界されて、この10月には三回忌を迎えます。30年近くも前になるでしょうか、美々珈琲さんも私どもあまねや工藝店も今泉にあった頃、美々の森光さんを介してyoshiが知り合いになりました。個展に伺ったり、また当店にもよくご来店頂きました。あまねやが平尾に移転してからは、なかなかお越し頂けなくなりましたが、私が花や樹が好きなものですから、柿原さん御夫妻のアトリエにお邪魔して、桜草や実生の白雲木を頂いたり花交換をしました。

また、御夫妻の散歩道、山苞(やまづと)の道や柿畑を案内して頂き、オープンガーデンなど折々にお訪ねして、愉しい時を過ごしたことを懐かしく思い出します。白雲木が何年か前から咲き始め、今年はずいぶん大きくなって見事な花房を幾重にも付けました。そう云えば、花のご報告もせぬままであった事を思い出しています。
2013年8月27日から9月1日まで『柿原聡展』が久留米の石橋美術館にて開催されます。

2013年8月13日火曜日

百子の花日記 221

盆迎えの花。

タカサゴユリ、ムクゲ2種、姫ヒマワリ、ミント
ホオズキ、金水引、ヨメナ、メドーセージ、ミント、萩

2013年8月9日金曜日

始めてみた幾つかの事

昨年から今年にかけて、幾つかの新しい事を始めました。一つ目は、昨年の10月から当店の買物でクレジットカードを使える様にした事。これは岩井窯の山本教行さんの助言で、導入に踏み切りました。仕事を始めてから三十数年の間、価格の高い物については当店が負担し、数回の分割でお客様に品物を買って頂いたりしていたのです。が、それも限度があり、デパートでの山本展は売り上げのほぼ100パーセントがカード決済である、と聞いた事、また昨年出掛けたオーストラリアで、八百屋や肉屋までがクレジットカードの決済で商いをしているのを目の当たりにした事も、背中を押した様な気がします。

二つ目は、ごく最近始めたFacebookです。ブログを始めた動機が、オーストラリアに住み暮らす娘に自分のやっている事を知らせる為であった事、は既に書きました。Facebookは娘家族の消息を知る(画像も含め)為に始めました。離れていると、娘や孫娘また息子夫婦がどう暮らしているのか、どうしても気になります。それを知る一番手っ取り早い方途がFacebookだったのです。ただ、何事にも面倒くさがりの私にとってFacebookの”いいね”やすぐにコメントを書いて投稿や返事をする等は、皆さんと違い、なかなかにハードルが高いのです。
そんな訳で、しばらくは音無しですがあしからず。

昨年7月、オーストラリア・バンガローにて



2013年8月1日木曜日

百子の花日記 220

7月に入れた花。

紫陽花 甘茶の紅葉 ヒメヒオギ タカノハススキ
b・tan花つなぎ布の前で
メハジキ タデ
アカザ ヒメヒオギ
紫陽花 ヒロハウシノケグサ
オニユリ
紫陽花(岩石)山芋のつる