2014年9月12日金曜日

あった事会った人 その8

退院した3月31日から数えて、毎月1回の割で開催を続けて来た催事が4回。さすがに疲れて、8月は催事を休む事にしました。それでも、お盆で早めに帰って来てくれたモトちゃんに手伝ってもらって、店の片付けと模様替えをやりました。5ヶ月の入院中に、アレが動き、ココが違って、何となく違う店の様な感じがして、早く直したかったのですが、なかなかその気力が戻らず、放りっぱなしだったのです。約一ヶ月掛けて、足りなくなったものを補い季節のものを並べ等して、なんとか元の雰囲気に近い店内を作る事が出来ました。

のぞきの様子、少し引いたり足したり
入口を入ってすぐの棚、右下にソックドール
かご類や名取敏雄の型染函が並ぶ
大澤美樹子作の型染布も変わる
奥にアフリカやフィリピンのもの
ここも変わりました
階段下にガラクトーイやJ•グラハムの版画
テーブル上は西川作の吹きガラス、下に軍手人形
盆休み最終日の8月15日。モトちゃんの運転で、朝日屋酒店で開催中の「村松展」出品作中、当店に残す作品を選ぶ為、約一年ぶりで八女 • 朝日屋酒店へ。一年の間に、店の前に大き目の樹が三本植えられていて、びっくりしました。何かこれだけで、道路を走る車や店の前の猥雑な風景と“縁”が切れて、実にいい感じの佇まいになっています。この植栽の仕事は、当店の中庭作りでお世話になった旧知の大牟田のSさんだそうで、成長が楽しみです。村松作品を選んだ後、高橋康太郎さんの奥さんのMさんお手製のお料理と、試飲のためと云う事でしたが、ほぼ丸まる一本の美味しい赤ワインを開けて下さり、ご歓待頂きました。結局、帰りは降りしきる雨の中、夜中になりました。
愉しい一日でした。ありがとう、モトちゃん。

いい感じです
店内に並ぶ村松作品
赤ワインと御馳走の数々、グラスはもちろん村松学の新作

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