2013年5月3日金曜日

愉しい休日

連休初日の4月28・29日に掛けて、当店のお客様・S夫妻の新居を北九州に訪ねました。昨年一月と今年一月の催事で買って頂いた J・グラハム作の版画と森信也作の絵画、それぞれの部屋での納まり方を見せて頂くのと、夫人のK子さんから小さめの庭用にと頼まれた、細君が育てた薮庭の花苗を植える為です。伺う予定の数日前から、百子は花苗の準備で忙しく過ごしました。私は土産のワインや三人の子供達向けの菓子を用意して、昼前に自宅を出発。片道約70Km、1時間程で八幡東区のSさん夫婦の住むマンションに到着しました。
出張から帰ったばかりのSさんと夫人、それに3人の子供達が迎えてくれました。部屋の間取りや設備また内装材の選択に至るまで、Sさん自身が図面を引き、作られた住宅である事を聞いていたので、多少心配しながらの訪問でしたが、意を尽くしたモダンな住いになっていました。八女の関内潔さん製作の、壁一面に作り付けられた棚も初めて見ました。部屋の中に違和感なくピタリ納まっていて、お世話した私としては一安心でした。

到着してすぐに、夫人お手製のピザをビールやワインと共にお腹におさめながら、愉しい時間が始まりました。私同様オーディオフリークのSさん御自慢のセットで、音楽を聴きながらあれこれ話す愉しさも久し振りでした。その後、子供達とずいぶん久し振りの五目並べをやったり、カードで神経衰弱や七並べをやって愉しく過ごし、あっという間に夕食の時間です。グラタン風のマカロニや野菜サラダ、高野豆腐を炊いたものにジャガ芋と鮭の炊き合わせそれにハンバーグ等を、またまたビールとワインで頂きました。8才のコースケの御指名で一緒に風呂に入り、上がった後しばらくして子供達と細君は寝てしまいました。私とS夫妻は、その後も子育てや学校教育についての話をし、寝たのは午前2時近くでした。

翌日、あらかじめ約束していた河内貯水池近くに工房のある祐工窯・阿部真士さんを訪ね、今秋参加をお願いしている「十八番の会」の打ち合わせをした後、母屋の座敷を拝借して、高台からの眺めを楽しみながら持参した弁当を使わせて貰いました。その後、愉しい二日間の思い出を土産に太宰府の自宅へ向かいました。

J・グラハム、森信也両作品が納まる壁
2点のJ・グラハム作品
森信也作品
初めて見た内田鋼一作品
棚にたくさんの子どもの本と上には梅瓶型の内田作品
百子とS夫人の庭仕事の後
コースケ(8才)

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