「歳迎えの会2026」展も、残り4日になりました。たくさんの出品物について何も書かずに終わると心残りなので一言。店に向かって左側のウィンドウの右端の黒い大きなものは、中国(たぶん東北部あたり)の仕事で(これも多分)水甕です。 チャン イーモウ 監督の中国映画「紅いコウリャン」に出て来ても不思議ではない様なきっぱりとした強い造型(カタチ)です。どう使うか?の一例として”南天”を入れました。うまく納まっています。
「歳迎えの会2026」展も、残り4日になりました。たくさんの出品物について何も書かずに終わると心残りなので一言。店に向かって左側のウィンドウの右端の黒い大きなものは、中国(たぶん東北部あたり)の仕事で(これも多分)水甕です。 チャン イーモウ 監督の中国映画「紅いコウリャン」に出て来ても不思議ではない様なきっぱりとした強い造型(カタチ)です。どう使うか?の一例として”南天”を入れました。うまく納まっています。
今展の出品作の紹介が「あまねや通信」では出来ていませんでした。今年最後の日に、遅まきながら務めを果たします。まず1枚目です。中央の椅子から時計回りに。 メキシコの椅子。これは1972年に朝日新聞社から出版された「世界の民芸」の中で、芹沢銈介の解説で紹介されているもので、同書文中で”スペイン人によってデザインされた”と書かれており、メキシコのミチュアカン州やハリスコ州の村々で作られている旨の紹介文があります。椅子の背に掛けられた藍染布二種、左は中米グアテマラの絣布、右はナイジェリア・ハウサ族絞り布。同じく掛けられたウールの肩掛ショール二種はエクアドルの物で、たっぷりしたサイズ落ち着いた色合いの美しいものです。白い磁器の面取壺は韓国の金益寧(キム イ ギョン)作、壺に入っているのはインドネシア・バリ島のロンタル椰子の造花五種。その左はタイ・カレン族の蓋付籠。鮮やかな彩りの布はダホーメ王国のアップリケ布四種、フィリピンの籐籠に入っています。そして、パキスタンの大小のスツール。その上に乗る焼物は、アフガニスタンの皿や鉢です。
”あまねや工藝店”での山本教行さんの特別展は、 コロナ禍の2021年春以来4年半ぶり、また更に、当店2階会場の個展開催は2017年の定期展最終回開催以来で、なんと8年ぶりです。8個口で送られて来た作品を並べてみると、この会場が、まことに収まり良く気持ちの良い”もの並べ”が出来る空間である事を、改めて、誰にともなく感謝したい、そんな気持ちになりました。荷物の到着、開梱、もの並べ、と限られた時間の中での慌ただしい作業でしたが、すべてが無事に終わり本当に幸せでした。
ようやく、朝晩しのぎやすくなりました。そんな良い季節の最初の催しとして、来年2026年で作陶60年を迎える、岩井窯 山本教行さんの「特別展」を開催する事になりました。催事案内状をご覧になるとお分かりの様に、手漉き紙にセピアのインク(?)で描かれた、陶版などで人気の「仏手に宝珠」の素描など、これまであまり目にする事のなかった領域の仕事にも取り組むと云う処が、如何にも山本さんらしいところではあります。その人気の陶版なども含め、100点ほどの小さな会ですが、皆さんどうぞお出かけください。