2022年4月20日水曜日

「小野善平の蒐集物語 展 」
ー Gallery ONO の四十年 ーのお知らせ

 5月連休明けの7日(土曜日)から15日(日曜日)まで、Gallery ONO を舞台にこの40年、様々な時代・地域にまたがったものを世界中から蒐め、それらの品々を紹介して来た小野善平さんの「蒐集物語」を始めます。初日7日の19時から、小野善平さんの蒐集にまつわるお話を聞く「私の蒐集物語」を予定しています。参加費は1500円(10人限定、茶菓付)。集まったお金はペシャワール会に寄付いたします。

参加ご希望の方は、電話092−526−0662かE-mail amaneya ◉(@に置き換えてください)gmail.comまで、お申し込み下さい。若い人たちの話をぜひ聞きたい、とのリクエストを小野さんからも頂戴しています。以下案内状の文章原稿です。

世の中には、個人の名を冠した蒐集がたくさんあります。身近なところでは、柳宗悦による日本民藝館蔵品、濱田庄司・芹沢銈介のコレクションなどは(その数ではなく質において)、世界に誇るべき大コレクションと言っても良いものでしょう。さて、今回ご紹介する小野善平さんの蒐集は、岡山市のGallery ONO を舞台に世界中を小まめに歩き、エジプトやイランの紀元前に遡る諸作やマリ共和国・エチオピアなど中近東・アフリカの品々を、かと思えば、20世紀初頭にパリで活躍したG・ルオーの版画や里見勝蔵の油彩など、興味・取り扱いの領域が広いのが特徴とも言うべき御仕事を、この40年続けて来られました。幸いにも、今回その蒐集の一端を皆様方に見て頂く、小さな展観を開催出来る事になりました。どうぞお出かけください。

案内状に紹介した「もの」にまつわる物語の幾つかは、順次「あまねや通信」でお知らせするつもりです。お楽しみに!

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