2011年9月19日月曜日

「十八番の会・五人展」の始まり 2






五人の作り手の作品を同じところに並べるのは、実は今回が始めてです。それでも、この八女の会場は、家全体を使った“物並べ”が出来るので、気持ちの良い見え方を作ることが出来ました。入口を入ってすぐの土間に、名取敏雄の型絵染の作品が段ボールシートの上に並び、上がり口の板の間には松形恭知の陶器と、川野恭和の磁器数点。

板の間と中の部屋の間には、名取敏雄の型染暖簾が掛かり、中に入ると松形恭知の陶器と名取敏雄の型染布三点と型染暖簾が仲良く並んでいます。また二階の昇り口の壁には、額に入った柚木沙弥郎の絵画。二階の板の間に川野恭和の磁器と柚木沙弥郎の絵画。そして奥の畳の間に、村松学のガラスと柚木沙弥郎の絵画が並び、床の間に名取敏雄の掛け軸を二点掛けた上で、松形恭知の水差しに萩の花を入れて、物並べが出来上がりました。

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