本日21日、無事に初日の幕が開きました。今日紹介するのは蓋物二種です。最初はインドの木製の蓋物です。ろくろで挽いた木地に色を付けたり、模様を描いたりしたもので大きさは三種類あります。印象的なのは、一番大きな蓋物に付けられた模様で、緑の線で描いた模様のまわりに細かい点描を施し、蓋と本体に彩りを与えている事で、さしずめ日本でこれをやると窮屈なものになりがちな処、そうならずに納まっているのは、これが造られたインドの伝統・文化に備わる潜在的な力かも知れません。
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