2023年5月16日火曜日

林竹二の授業「開国」の再映について

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4月29日に開催した林竹二のドキュメンタリー映画「授業三部作」の内の「ビーバー」「カマラとアマラ」 は、参加者16人のうち学校関係者の方が3分の1ほどで、上映終了後のお茶を飲みながらの其々のお話も具体的で、充実した雰囲気の内に終了しました。2回目になる今回は「授業」三作目の「開国」です。この作品は1978年2月3日に、前二作と同じ、沖縄県那覇市の久茂地小学校6年2組の子供達を対象に行われたものです。以下、上映案内文です。

      林竹二の授業「開国」の再映について

林竹二「授業三部作」の内、「ビーバー」「カマラとアマラ」の二作は好評の内に上映を終えることが出来ました。時を置かず三作目の「開国」を上映した方が良いとの主催者側の判断で、来たる6月11日(日)の午後1時からの上映を決定しました。さて、この授業「開国」は1978年2月3日に、先の二作同様、沖縄県那覇市久茂地小学校6年2組の子どもたちを対象に行われたものです。この「開国」の授業にあたっては、これ以前に行われた各地の小学校や兵庫県湊川高校(定時制)などで実施された同名の授業(失敗もあったと林は述べています)から、さらに幾つかの教材研究を行い、中でもGeorge・H・Kerrの : OKINAWA-THE HISTORY OF AN ISLAND PEOPLE 1958, ほか数冊の書籍から受けた衝撃が、この授業の根本動機をなしていた、と自著 林竹二著作集5「開国をめぐって」の中で林は書いています。 江戸末期に起きた「開国」という出来事が、その当時の「日本」にとってどんな意味を持つものであったのか、これを思いがけない「切り口」から話を始め、授業に登場する歴史的な人物も林と子供達との対話を通して、生々と動き始めて一気に105分が過ぎて行きます。’18年5月以来5年ぶりの再映です。是非ご覧下さい。

日時 ’23年6月11日(日) 午後1時〜4時30分

場所 あまねや工藝店 2階 定員 20人 

参加費 2000円(事前予約をお願いします)

申込 あまねや工藝店 092-526-0662 子どもの本や 092-552-1651

Email : amaneya○(○>@)gmail.com      


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