次回催事、「十八番の会・五人展」の案内状が出来ました。参加作家は、川野恭和〈磁器〉・名取敏雄〈型染め〉・松形恭知〈陶器〉
村松学〈ガラス〉・柚木沙弥郎〈絵画〉、以上の諸氏です。
【八女会場】 高橋 宏 家
’11年9月17日(土)〜25日(日) 午前10時〜午後6時
【福岡会場】 あまねや工藝店
’11年10月1日(土)〜9日(日) 午前11時〜午後7時
以下、案内状の文章原稿をご紹介します。
「十八番の会(おはこのかい)」とは、一人の作り手が永年続けて来た仕事の中で、その人らしさがよく反映されていると思える仕事、また他人(ひと)から見て、あれこそ誰某(だれそれ)の代表的な仕事だと思ってもらえる様な仕事、そんな仕事を一人の作り手のなかから選び集めて、皆さんに見て頂く、そんな趣旨の会です。したがって、「アレもコレも皆あります」と云う訳には行きませんが、仕事自体よくこなれて、安心して皆さんに使って頂ける物ばかりです。
さて、このたび二度目になる「十八番の会」を、八女の町家・高橋宏家とあまねや工藝店で開催する事になりました。今回は、陶・磁・ガラス・染色そして絵画の領域から、五人の作り手の方々にご参加頂き、皆様方にご覧頂く事になりました。昨年秋に最初の「十八番の会」を開催した時から、複数の領域の工藝の仕事をひと処に並べ、ひとつの「暮らしのかたち」を、具体的な物を通して皆さんに提案してみたい、そう思っていたのです。その場所として、今のところ八女の「高橋宏家」ほど相応しい場所はありません。私達の普段の暮らしに近い設え(しつらえ)の中で見る工藝品が、皆様方の暮らしのお役に立ち、また喜びの種ともなりますよう願っております。
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