9月6日 ニューフェース サクララン 久し振りに花鉢を見て回ったら、厚みのある斑入りの葉の下から蔓が伸びて垂れ下がり、途中に蕾があったのです。胸がどきどき、嬉しさいっぱいです。肉厚の葉はフラワーアレンジメントに良く使われますが、花は一度しか見た事がなく5・6年も放ったらかしの栽培で、花芽が出来て、花が咲く事に感激でした。考えてみれば、熱帯アジアの林に生えるサクラランが、九州北部でも花を付けるのは、温暖化のせいでもあり、手放しで喜んでばかりはいられません。変わりつつある自然を、もっと敏感に受け止めねばと思いました。
花が開きましたので、ちょっと詳しく。サクラランは、ガガイモ科サクララン属。多肉質の蔓草、半球形の散形花序が特徴(植物図鑑より)。奴さんのような花冠と、内側の星形副花冠。井桁模様の様な赤い花芯に、黄色の柱頭。花の裏は桜の花付きに似て、全体的には半球形。香りは余り良いとは言えません。不思議なかんざしの様な花。たくさん咲いたら、花生けに使いましょう。
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