2009年11月23日月曜日

東京から東北へ その1




小鹿田・坂本工(さかもとたくみ)窯新作展開催準備のため、11日19時発の夜行バスで東京へ。翌12日早朝の諏訪湖付近は良い天気に恵まれ、しばらくの間車窓から美しい紅葉を楽しむ事が出来ました。ところが、東に進むにつれて雲が増え細かい雨も降り出して、新宿に着く頃には、すっかり雨模様となりました。会場の柳沢画廊に伺うと、この日お手伝いをお願いしているEさんがすでに到着済みで、延着のお詫びや手伝いへのお礼と共に、約30年振りにお目にかかる御挨拶を致しました。その後、ギャラリーを手伝っているSさんや、後から加わったもう一人のお手伝いの友人Kさんと5人で、作業を始めました。この日、到着した12個の荷物の開梱作業と詰め物の新聞たたみが、彼女達の今日の主な仕事です。私と柳沢さんは、今展で必要な2台の棚の組み立てを3階で行いました。
翌13日は、8個の荷物の開梱と壁に掛ける皿に金具を取付けたり、段ボールで皿立てを作ったりした後、いよいよ“もの並べ”です。
11月9日に窯開けした1回の窯の品物で、今回の2度の催事をまかなう為、作品がいつもより偏り気味で“物並べ”が大変です。尺1寸の大皿も、今度の窯では13枚しか採れなかった事もあり、他の7寸や9寸の皿を合わせて壁に掛ける事にして、3階のメインの会場が何とか形になりました。ここは美術画廊なので、3階の部屋は3面が壁になっており、絵画や版画を掛けると実に綺麗に見えます。前回の「抽象紋の皿100展」の時も其処を考えて、平面の仕事に近い大きさの尺1寸の皿を100枚用意した訳です。夜7時頃には、1階の“のぞき”から3階まで、何とか形になりホッとしました。
さぁー、明日はいよいよ初日です。

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