ここしばらく雨模様の日が続いて涼しく、秋の気配が強く感じられる今日この頃です。皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
ご機嫌をお伺い申し上げます。
さて、9月になれば毎年23日の秋分の日前後に催される、八女・福島八幡の秋祭りが楽しみに待たれる処です。昨年は、諸処の事情で開催できず寂しい思いをしました。今年はまた高橋宏家の土蔵を拝借して、9月21日から25日までの日程で八女に参ります。その後、福岡のあまねや工藝店に会場を移して、9月28日から10月13日までの二週間、皆様を会場でお待ちしております。
今展は先の2回の催事でご紹介した柚木沙弥郎の師匠である染色家
芹沢銈介の「うちわ絵」を中心に型絵紙染の諸作をご紹介する展観です。この「うちわ絵」、間口の広い芹沢の諸作の中では、どちらかと言えば小さな作品群ですが、実に多様多彩な表現がなされた領域の仕事で、ぜひ皆様方に見て頂きたくご案内申しあげます。