2012年11月29日木曜日

連休の出来事

23日から始まった連休中に「平山展」で残った作品を車に積んで、丹波篠山から南丹、岩美を経由して松江を訪ねる短い旅をいたしました。出発日の23日、朝5時前に起床。昼に食べる弁当の用意をして、家を出たのが午前6時でした。篠山は昨年4月の「柴田展」終了後、同じ様に作品を返しに行きがてら訪ねて以来ですから、1年半ぶりになります。途中しばらく仮眠したりして、篠山に入ったのは午後3時を過ぎていました。平山さんの工房を探す内、柴田さんの御自宅のすぐ傍まで来てしまい、先にそちらをお訪ねする事にしました。柴田さんは近頃は体調も持ち直し、来年のデパートでの催事に向けて仕事中でした。お茶を御馳走になり、客間に並べてある物(古丹波の焼物や英国の中世ピッチャー等、名品揃い。作り手としての覚悟が見える様でした。)を見せて頂きながら、四方山の話をして辞去。ご近所の平山さんの工房へ向かいました。そこで福岡で別れて間もない、平山さんの3人の子供達と再会。細君も楽しそうに子供達の相手をしています。車に積んで来た荷物を降ろして、お茶と奥様お手製のさつま芋の揚物を御馳走になった後、今夜の宿「ささやま荘」に向かいました。

篠山に行く途中の紅葉の美しさ、写真には撮れません!
篠山の紅葉は一段と見事でした
ささやま荘からの篠山市街の眺め

 翌24日、まずは丹波古陶館へ。「平山展」の初日、同館館長の中西薫氏が訪ねて下さった御礼も兼ねての訪問です。あいにく御不在で直接御礼は申し上げられませんでしたが、展示された古丹波の数々をゆっくり見せて頂きました。 その後,柴田さんに教えてもらった「山椒煎餅」を売る「広岡」へ。購入後この日の目的地、南丹市の生畑で焼物を焼く前野直史さんの御宅へ。何度も道を間違えて,御宅に辿り着いたのが昼頃になっていました。初対面のご挨拶後、前もってお願いしていた「前野コレクション」のうち10点ほどの物を見せて頂き、お昼の事とて前野さん自作の七寸位のスリップ皿に盛られたお手製のカレーライスを御馳走になりました。お別れした後,今夜の目的地・岩美町の「クラフト館」へ。途中迷わない様に、地道の9号線をひたすら走った事もあり、到着が午後6時過ぎになりました。待ちかねた山本さんに連れられ、すぐに二度目の浜村温泉“七釜の湯”へ。帰り着いた後は、いつもと変わらず美味しい夕食で御歓待頂き、酔っぱらった我々を当夜の宿までお送り頂きました。

丹波古陶館
柳やリーチがスリップウェアを初めて知る切っ掛けになった本
前野さんの工房近くの紅葉
福知山市内でジブリのアニメに出て来そうな洋館発見!

翌25日午前10時に宿まで迎えに来て頂き,再びクラフト館へ。ゆっくり参考館の展示、「美しい本」を見せて頂きました。珈琲と一緒に、自家製のゴマカシとチョコトリュフを御馳走になりました。お昼に「土鍋焼きビビンバ」、クラフト館のホームページで見てはいたものの初めて食べたもの、を頂きました。 ミコシを上げて、次の目的地,松江に。松江では、初めてお訪ねするObjectsでH.P.E.の谷由起子さんとお会いする予定です。なんとかお店まで辿り着き御挨拶の後、まずは山本教行さんから「松江に行ったら,是非訪ねる様に!」と云われていた洋服を売るお店「Home Sweet Home」に行きました。小さなお店ですが、一坪ほどの地下空間があったり、二階には目の前の川を見晴らせる座敷があったりと、なかなか素敵なお店でした。店主の高橋さんとお話ししてみると、共通の知人が数人いたりして、年齢が近い事も有り話が弾んでつい1時間近く話し込んでしまいました。その後、Objectsに戻り、谷さんや店主の佐々木さんと四方山話。閉店の7時30分まで居てしまい、米子から東京に戻る谷さんと来春の再会を約してお別れし、一路福岡へ。帰着は,26日午前2時でした。

孫娘のユイちゃんと一緒の教行さん前にチョコトリフとゴマカシ
生姜の砂糖煮
参考館入口の案内文
今回の参考館展示
土鍋焼きビビンバ
楽しそうな三人
松江に行く途中見た大山
松江で見た夕陽

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