2012年9月26日水曜日

山本教行の仕事・八女展 その4

山本展4日目の24日。午前中、築上郡の東下町で6月から夫婦でおくなが屋を始めた奥永進一郎さん一家が訪ねて来てくれました。彼らは昨年の東日本大震災前までは、栃木県の那須で“Brown Mountain Bakery”という名前のパン屋をやっていた夫婦で、震災を機に進一郎さんの実家がある東下町に帰り、改装してお店を開いたのです。那須では大きな電気のパン焼き窯を使っていたそうですが、今は家庭用のガスオーブンを使いパンやスコーンを焼いているのだとか。また三反の田で米を作り、半農半商の暮らしを目指す彼らの暮らしぶりは堅実そのものに見えます。前から彼らを「朝日屋酒店」の高橋康太郎さんに紹介したいと思っていたので、まことに良い機会でした。



また夕方から夜にかけて、会場の高橋宏家一階で昨年同様、今月のお茶のお稽古をいたしました。私どもは、相変わらず風炉を使ったお点前を、またOさんは箱点前を其々お稽古いたしました。先生のEさん始め皆が楽しみにしている稽古終了後の食事を、今回はOさんが担当してくださり、塩麹に漬けた鶏肉やレバーを焼いたもの、又しいたけ・里芋・人参を炊いたものにイチジクのサラダ、そして寿司が三種類と盛り沢山なメニューで、みな大満足でした。Oさんお世話様、有難うございました。




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