あまねや通信
2017年7月31日月曜日
忘れられないもの 28 リーチさんの言葉 2
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工藝の世界に関わる人間、特に「作り手」にとって、一番の念願は「良い仕事(人々の暮らしのために役に立つものを作る、と云う素直な思いで無心に作る仕事 ー 多々納弘光連続講演会濱田庄司篇ー )」を自分の仕事として具体的な造型( かたち )にする事、でしょう。しかし、これが決して易...
2017年7月25日火曜日
小鹿田焼復興支援についてのお願い
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約3週間前の7月5日から6日未明に掛けて、北部九州は処により時間雨量100mm超の激しい雨に見舞われました。この雨により、日本を代表する民窯「小鹿田焼」の里も大きな被害を受けました。日田の町から小鹿田に上る手前の集落の小野地区は、山の斜面の大規模な崩落により土砂ダムが出来、...
2017年7月17日月曜日
忘れられないもの 27 リーチさんの言葉 1
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先の大戦後間もない1947年に5人の若者によって始められた出雲の出西窯( しゅっさいがま )。その出西窯初訪問の事や仕事については、すでに本稿「忘れられないもの 23」で取り上げました。ところで、その出西窯窯創業から50年目にあたる1997年12月から翌年12月にかけて、当...
2017年7月4日火曜日
わすれられないもの26 軟陶の焼物三種
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今回、皆さんに御紹介する「軟陶の焼物」とは、比較的低火度で焼かれた焼物の総称で、日本の楽焼や中国の唐三彩がそれにあたります。以前、この欄で御紹介した「アフガンの古鉢」もそうです。ただ現在、普通の家庭の食器棚の中は、硬質陶器や磁器と呼ばれる硬めの壊れにくい食器類がほとんどで、...
2017年7月3日月曜日
「西川孝次吹きガラス展」始まる
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梅雨が明けた様な厳しい暑さの7月1日。無事に「西川展」の幕を開けました。空調の電源を未だ入れておらず、汗を拭き拭きの初日になりました。幸い、たくさんの方々にお出でいただき、西川さんの吹きガラスの仕事に関するおしゃべりも絶好調でしたよ。 一 • 二階踊り場の様子 ...
2017年6月27日火曜日
第11回「西川孝次吹きガラス展」のお知らせ
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紫陽花の美しい季節になりました。さて、暑い季節に好んで使われるガラス器が、眼がくらむほどの溶けたガラスの眩しさとガラス窯廻りの厳しい暑さの中で生み出される事情は、近年知る人が多くなりました。また、硝子器制作中は窯の火を落とさない、村松学さんの様な人もいれば、毎朝、窯に火を...
2017年6月22日木曜日
「山本教行作陶展」最終回を終えて
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山本教行様 この度も「作品提供」という形で、当店開催18回目の作陶展に御協力頂きまして、まことに有難うございました。催事終了後、こちらに残すものやお返しするものを選びながら、改めて一回の「作品展」を準備する作り手側の大変さに気づかされた思いです。 これを八女での展観も含め...
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